この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私の中のおっさん
第1章 巨人女から 叔父様との関係を強要されて――

「……はいはい……。じゃあ、ねねの腕を離して貰えるか?」

「ん? あ~~、はいはい」

 最早、叔父の巧みな愛撫に虚脱状態のわたくしから、あっさりと手を退けた菊。

「ねね。叔父さんの首に腕を回してごらん。……うん、良い子だね」

 促された通り、自由になった両腕を叔父へと伸ばせば、

 そう褒め言葉と一緒に、わたくしの躰は叔父の太ももの上へと抱き上げられていた。

 自分の脚の間に叔父を跨いでいる、とんでもない恰好なのに、

「あ……、叔父、さま………」

 そのまま、ぎゅうと広い胸の中に抱き締められれば、

 まるで麻薬の様な、心も躰も満たしてくれる何かが、全身にじんわりと拡散していき。

「~~っ 気持ち、い……。……あっ や、やだっ」

(わたくし……っ なんて、はしたない事、を……っ)

 思わずぽろりと零れた本音。

 嫁入り前の子女が、異性――しかも叔父に抱き締められ、

 「気持ちいい」と漏らすなど、絶対にあってはならない醜態なのに。

 激しく自己嫌悪に陥った わたくしだったが、

「かぁあ~わいい~~っ!!」

 菊はそう大絶叫して、何故か身悶えしていて。

「ねね。気持ちいいね?」

 叔父は叔父で、何だか途轍もなく幸福そうな声で、そう耳に吹き込んできて。

「………………っ」

 素直にこくりと頷けば「良く出来ました」とばかりに、更にきつく抱き締められた。

 うっとりと叔父の抱擁に身を委ねていると、

 制服の裾から、大きな掌が背中に差し込まれていき。

「細いな……。まだ全然少女なのに……。ごめんな、こんなオヤジが初めての相手だなんて」

 そんな謝罪の言葉を口にする叔父に、

 わたくしは何だか、凄く寂しくなってしまった。

/46ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ