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私の中のおっさん
第1章 巨人女から 叔父様との関係を強要されて――

「うわ、そこだって。やっぱ、気持ちいいんだ~、Gスポットって」

 感心した菊の声。

 そして、

「何度でもイって、ねね。そうしたら、私を受け入れやすくなるんだよ」

 叔父のその言葉を聞いた途端、

(あ……、そうだった……。わたくし、ここに、叔父様の大事なもの、今から受け入れるの……っ)

 きっと指なんかより太いもの。

 それをわたくしの中に受け入れれば、正真正銘、自分達は “1つ” になれる――。
 
「ひゃぁんっ あっ あ、叔父さ、まぁ~……っ ぉじ、さ……っ ~~~~っ!!」

 大好きな叔父と繋がれる。

 そう思った途端、わたくしの膣内は歓喜の渦を巻き起こし。

 もう指じゃ足りないとでも言う様に、きつくきつく叔父を締め付けて果てた。

「ふぎゃあ……、叔父さんのこと呼びながらイっちゃったよ? ねねちゃん、まじかわゆす……」

 ぐったりと白タオルの上に弛緩する わたくしに、菊はもう必要無いと思ってか、

 頭上で拘束していた両腕を解放してくれた。

「ねね。ありがとう、本当に可愛いね、お前は……」

 幸せそうに微笑んでくれた叔父に、何か返したいのに。

 何度も達した わたくしは、もう見つめ返す事しか出来なかった。

「ほらほら、もう充分じゃない? 叔父さんだって、こんなトロンとしたねねちゃん目の前に、もう引っ込み付かないっしょ?」

 2本含まされていた指が引き抜かれる様子を、手鏡に映し出され。

 透明の蜜を纏った叔父の指と、少し入り口の綻んだピンク色の下の口。

 今のわたくしは、それら全てを目にしても、

 羞恥よりも嬉しさの方が勝っていた。



 わたくし、女に生まれて良かった。
 
 かりそめでも、今日だけは叔父様を受け止めることが出来るのだもの。

 そう、わたくしの一番大事な場所に、

 ずっと憧れ続けた、叔父様を――



 だから、

「……ねね……。叔父さんと、一緒になろうか」

 叔父がくれたその言葉に、一も二も無く、

「は、はいぃ……」

 ちょっと情けなくなったけど、是の返事を返したのです。
 
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