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私の中のおっさん
第1章 巨人女から 叔父様との関係を強要されて――

 その気持ちのまま、じっと叔父を見上げると、

「ほら! ねねちゃん、超 良い子❤ じゃあ、最初は恥ずかしいだろうから、この菊様がお手伝いを買って出てあげようぞ~」

 叔父より先にわたくしの意思を読み取った菊によって、

 むんずと掴み上げられたわたくしの躰は、宙を舞っていた。

 そして、

「こ、こんなの無理ぃ~~……っ」

 菊の求めた通り、そんな弱音を吐いたわたくし。

 だって。

 スラックスの前だけを寛げ、白タオルの上に寝転んだ叔父の、ギンギンにそそり立った昂ぶりを、

 菊の手によって、胎内に受け入れさせられただけでも恥辱だったのに。

 まさに叔父の上に馬乗り状態から、

「じゃあ、ねねちゃんが沢山動いて、叔父さんを天国に連れてってあげてね?」

 なんて、命令された日にゃ。

 性知識皆無だったわたくしは、泣きべそをかくしかなかったのだ。

「大丈夫だよ、ねね。落ち着いて、ほら、手握ってごらん?」

 わたくしの最奥を穿った叔父は、そんな優しい声であやしながらも、

 その垂れ目の瞳の奥は、今にも下から突き上げたそうな、獰猛な光を宿していて。

 とにかく差し出された両手を、ぎゅうと握ったわたくし。

「そう。そのまま両膝を立てて、上にゆっくり動くんだ」

「ええっ!?」

 女性主導で動くこともあるのか?

 性行為とは、男女それぞれが互いを高め、愛し合う為に尽力を尽くすものなのかも知れない。

「ほら、こんな風にね?」

 我慢ならなかったのか、下からずちゅんと突き上げてきた叔父に、

「ひゃぁあんっ!?  う……、動けないですぅ……っ」

 びくびくとセーラー服を纏った躰を、震え上がらせたわたくしは、そう情けない返事を繰り返すだけだった。

「しょうがないな~~。じゃあ、あたしがやってあげる~」

「え? やっ やだぁ~~っ」

 がしっと上半身を掴み上げられてしまったわたくしは、

 叔父を最奥まで銜え込んだまま、その場で円を描く様に、腰の上に擦り付けられていた。

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