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私の中のおっさん
第1章 巨人女から 叔父様との関係を強要されて――

 叔父はしばらく、わたくしの最奥を虐めていたが。

 そのままでは、わたくしが失神してしまうと察したのか。

 少し挿入を浅くすると、今度は乳房を揉み上げながら、激しく突き上げてきた。

 もうそうされると、涙が勝手に溢れ出てきて。

 泣き声と啼き声。
 
 その区別も付かないほどに、散々 身も心も翻弄され尽し。

 指一本さえ意のままに動かせないほど、感じてしまったわたくしは、

(も……限界……で、す……☠)

 半分意識を手放しつつあった。

 だから、

「ねね、ねねっ 可愛いっ 凄く可愛いっ! ああ、好きだよ……っ」

 叔父が激しくわたくしを揺さぶりながら、そんな事を発していた声なんて、

 全然 耳に入っておらず――。

 いつの間にか、上半身を抱きすくめられ。

 腰だけを器用に振り立て、わたくしを数えきれないくらい押し上げようとする叔父。

「あ、イっちゃ……っ ねね、ねね……イっちゃいますっ」

 目も眩むような恍惚の中、最期の告白をした わたくし。

「ああ、ねね。イって……っ! くぁ――っっ」

 ぎゅうと窄まり始めた わたくしの肉壺に、叔父がそう、懇願した。

 その瞬間――





 わたくしと叔父は、我が家の玄関に立っていた。





 玄関に入ったばかりの所に立つ わたくしと、

 上り框に立ち、こちらを見下ろしてくる叔父。

 互いに瞳を真ん丸にした2人は、

「「……~~っ!?」」

 一瞬にして、ぼんっという効果音が相応しいくらい、赤面していた。

「あら、ねね。帰ってたのねえ、お帰りなさい。ほうら、早く上がって、皆さんにご挨拶なさいね?」

 奥から現れたわたくしの母が、娘の帰宅に気付き にこやかに声を掛けて来る。

「ん? ねね、どうしたの、顔真っ赤だけど? やだわあ、風邪かしら~~?」

 寒空の下。

 玄関の扉も閉めず、突っ立ったままの娘の顔が、リンゴ病の如き様相を呈している事に気付き。

 心配した母が「いらっしゃい」と手招きしてくる。

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