この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私の中のおっさん
第1章 巨人女から 叔父様との関係を強要されて――

 テーブルの上に座り込んだ、叔父と姪を見下ろす巨人女。

 何を思ったのか「ふっふっふっ」と悪そうに嗤うと、数冊の漫画本を掲げ見せてくる。

 『罪に濡れた兄妹』

 『お前を妹と思えない』

 『禁断の果実 ~お兄ちゃんとあたし~』 

「じゃ~~ん。実はあたし、兄妹の近親モノ、だ~~い好きなんっだ! まあ、2人は叔父姪だけど、この際いいっ 見たいっ JKの美少女姪っ子が「ダメダメ」言いながらも、叔父に「あんあん」言わされてるの、目の前で見たいんだ~~っ!」

 恥も外聞もかなぐり捨て、そう喚き散らす菊を見上げる小人2人の口は、文字通り あんぐりと開いていた。

「「……――っ」」

(こ、これが世に言う……変態さん……)

 初めて目にした痴女(ひどい)に、少々垂れ目の瞳を瞬いていると、

「ねね。私が引き付けておくから、その間に逃げるんだ……」

「は、はい……」

 己の身の危険を察知した叔父が、わたくしにそう吹き込んできて。

 しかし、

「ふふん。逃げようったってそうはいかないわよ~」

 菊のその声を聴いた途端、わたくしの身体は宙を舞っていた。

 上半身を大きな手で掴まれ、まさに リカちゃん人形状態のわたくし。

 ぶらんぶらんと テーブルの遥か上で揺れる、紺のハイソックスを纏った両脚が目に入り、

「~~っ やっ は、離して下さいっ」

 ぞっと身を竦ませた わたくしは、必死に懇願した。

 しかし、酔っ払い女は聞く耳を持たず。

 それどころか、

「あら、パンティー、白って……。可愛いなあ~、さすがJK! グッジョブっ」

 わたくしを掴んでいない方の指で、ぴろりと制服のスカートを捲り上げてくる始末。

「やっ やだぁ~~っ 降してっ 降ろして下さいっ」

 両手で必死にスカートを押さえ、抵抗するわたくし。

「ねねっ!」

 テーブルの上から両腕を伸ばし、助けようとしてくれる叔父。

 けれど、その距離は開き過ぎていた。

/46ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ