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覚醒
第3章 2人の事情
女性店員が私の顔を見て僅かではあるが微笑んだ。
わざとかわからないがパッケージを見える位置に置き、後ろの棚にビデオを探しに行く。

そして私の借りたビデオのパッケージに気がついたカップルが吹き出した。
そしてクスクス笑う。

私は下を向き恥ずかしいと思った。しかしまたそれがある種の快感でもある事に気がついた。土下座、羞恥…

ビデオを手に取り店員がスキャンする。
「お客様会員期限が切れております。更新でよろしいですか?」「ハッ、ハイ。」声が完全に裏返ってしまった。

「ではこちらでお待ち下さい。」店員も笑いを堪えていた。

レジの隣りのカウンターに移動させられた。若いカップルが私を見た。女の子は笑いながら下を向き、男の子はニヤニヤしながらビデオを借りていた。

「お客様ビデオはこちらに置いておきます。」

若い女性店員がビデオのパッケージを立て、若いカップルに見えるようにわざと置いた。
若いカップルは我慢の限界か?女の子は肩が上下に揺れている。男の子は口を押さえ笑い声を必死に我慢している。気がついた時にはレジにはすでに3人の別のお客様が並んでいた。

羞恥心からの快感…

私は勃起していた…

そして主婦、OL、女子高生と私の横を過ぎて行った。
シチュエーションは最高だったのだろう。
私の勃起は止まる事なく、ズボンを膨らませ、レンタルビデオ店を出た。なぜか私は満足していた。そして家路を急いだ。


クレアは村田の家の前でタクシーを降りた。
クレアは村田とは恋人ではない。村田は彼女を作らない。自分がもて、一人の女と付き合えばもめるのがわかっていたし、一人の女で満足できない事もわかっていたから。村田はホントに女性からもて、それをうまく利用した。クレアも本当の村田の姿は知らなかった。
だからクレアは村田に抱かれに行く。そして村田に抱かれた事で他の会社の女性陣に対し優越感を持っていた。クレアはだいたいの女性陣は村田に抱かれた事があるなんて微塵にも思っていなかった。

クレアは村田の家のチャイムを鳴らした。
【勝手な奴だけど…会えて嬉しい…】
クレアは思った。すでに山下の事は頭の片隅にもない。
村田の勝手きままな呼び出しに、クレアはクレアの欲望のまま村田の部屋に向かった。
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