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覚醒
第5章 妄想
「あっ!大丈夫ですか?」女はクレアを抱き支え問いかけた。
「ごめんなさい。大丈夫…」
「少し休まれたら…混んでるし、次で降りられたほうがよろしいのでわ。」
女はクレアを支えなが言った。
「大丈夫…」クレアはまたフラつき、また女に持たれ、目を閉じた。そして電車が駅に着き、クレアの背の扉が開いた。女はクレアを支えながら駅に降りた。
クレアもフラつきながら駅に降りた、なんとかベンチまで歩き倒れるように座った。
「駅員さん呼んできます。」
「大丈夫少し休めば大丈夫ですから、ありがとう」
「でも…」
「ホントに大丈夫ですから、よくあるんです。血圧が低いし、昨日飲み過ぎたみたい…」
女はクレアの横に座り、ハンカチでクレアの額の汗を優しくふいた。
「ごめんなさい。私、あなたに変なもの見せちゃって…ホントにごめんなさい。」
女は電車の中での出来事を謝った。
「いや…ホントに大丈夫ですから心配しないで。でも痴漢ではなかったんですか?。」
「ごめんなさい。あれはただの遊びなの。あの人達はただ私に触りたいだけ。私はただ刺激が欲しいだけ。」
「いやでも凄かった…凄い大胆で。」
クレアは思い出しては驚き、感動した。
電車内であんなに、男達な何者?

「さっきの人達は誰なんですか?」
「あれはただの友達というか…何て言うのかな…?上手く言えないけど、私の道具みたいなもの。」
「道具?」クレアは聞き返し、「道具って何の?」
「えっー…それ聞いちゃう⁇」
そして女は続けた。
「やっぱり上手く言えないけど…私の性欲を満たすための道具。あの人達は不動産会社の社長、弁護士、税理士…時間とお金持ってて、暇な連中。時々私に呼ばれて渋々出てくる変態かな…?」
クレアは目を丸くして【凄い世界だな…】と思い、女に言った。
「なんかわかる気がする…でもディープ過ぎて私にはよくわからないな。」
「そうよね。普通の人じゃわからないよね。ホントごめんなさいね。」
女はまた謝った。
「でも私も…これ見て!」クレアは山下が土下座している写メを女に見せた。
「凄〜い!」女はクレアの大胆差に感激して、言った。
クレアは昨日の山下の事、村田との事、初老の夫婦の事、女に話した。その間電車が何本も行き来してがクレアは会社に遅れる事すら気にせず夢中で話した。
そして女は黙ってクレアの話しを聞き時々笑みを見せた。
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