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第6章 共謀

クレアは遅れてではあるが会社に着いた。
デスクに座り、薬を飲み、山下との打ち合わせ資料を見直した。

「大丈夫？」村田がクレアに聞いた。
「大丈夫です。遅刻してごめんなさい…大阪工事の件は今日中に必ずやりますから。」

「じゃあ、他の仕事は誰かに任せてとりあえず医務室で休もう。」村田は優しくクレアに言った。

「誰かクレアを医務室に！」
数人の女性社員がクレアに寄り添いクレアは医務室に歩き始めたが、薬のせいかやはり少し足元がフラつき…
「大丈夫？クレア？」
「帰ったほうがいいんじゃない？」
女性社員達は心配そうに訪ねた。
「大丈夫。少し休めば大丈夫だから。ちょっとサボりたいだけ！」クレアは戯けてみせた。

医務室のベッドに横に横になり…
「ありがとう。」クレアは女性社員達にお礼を言った。
女性社員の1人がクレアに紙袋を渡し、
「クレアこれ！ブラとか外したほうがいいから、これに入れておけば。」
「ありがとう。助かる！」
「じゃあ私達仕事に戻るから…」
「うん。ありがとう。」
女性社員達が医務室を去り、クレアは洋服を脱ぎ始めた。


クレアはブラウスを脱ぎ、黒い悩ましいブラジャーのホックを外し、ゆっくりとブラジャーを取った。
【せめてＴシャツがあれば…シワになるけどしょうがないか…】
クレアは直接ブラウスを着て第二ボタンまで外した。
【ちょっと透けてるけど、誰も来ないし、布団かけるから大丈夫か。】

クレアの胸元から透けて見えるクレアの胸は形よく、けして大きくはないが乳首までわかる。
クレアスカートを脱ぎはガーターベルトも外し、ブラジャーといっしょに紙袋にしまった。
胸が透けてるブラウス、細くカモシカのように伸びた足、そしてシルクの黒いパンティ…美しく、悩ましく、妖艶なクレア。それは男なら誰が見ても目を背ける事ができない情景であった。

クレアはスカートを履き、ベットに横たわり、目を閉じしばらくして寝返りを一度うった。
スカートを履いたまま、またブラウスを着たまま寝る事がない。スカートが違和感を与える。

【誰も来ないし、布団掛けてれば大丈夫か…】
クレアはスカートを脱いだ。
【ブラウスはやっぱりまずいなぁ…】
クレアはブラウスは着たまま、しかしクレアの下半身は医務室とはいえ、会社という場所から考えたらありえない格好でベットに潜りこみ、目を閉じた。