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覚醒
第6章 共謀
クレアはいつの間にか眠りについた。
どのぐらい時間が経ったのか…薬の影響もあり深い眠りからクレアは目覚めた。
クレアは医務室の時計を見た。16:00…

【ヤバイ。かなり寝ちゃった。】

クレアは起き上がった。幸いブラウスは目立つほどのシワはなく、クレアはブラジャーを探した。

【紙袋…?どこ…?】

ベットの下に隠したはずの紙袋がない。どこを探してもない。

【スカート?】

スカートはベットの脇にたたまれ置いてある。クレアは慌ててベットから降りた。クレアは気がついた…パンティを履いてない。パンティは履いていたはずだ。
クレアは急いでスカートを履いた。しかし今日のスカートの丈は短い。膝まではっきりわかる。
誰かに脱がされた…

【紙袋…?どこ…?】

クレアは泣き出したい気分ではあったが紙袋はどこにもない。

【盗まれた…パンティも脱がされた…】
クレアは村田の顔を思い浮かべたが証拠はない…

【どうしょう?】クレアは携帯電話もデスクに置いてきてしまい誰の助けも呼べない。

誰か来たら…胸が透けたブラウス、生足、幸いスカートは履いている。しかし社内ではありえない格好…せめてデスクまで行ければ代えのストキッングはある。ブラジャーがないのはジャケットさえ着てしまったらわからない。

クレアは意を決して医務室から出た。

エレベーターは絶対人に会う。クレアは非常階段へと恐る恐る歩き出した。パンティを履いてないスカートの中が逆に気持ちいい。
重たい非常扉を開けると静まり返った非常階段がまるでクレアを飲み込むように、まるでそれは化け物の胃袋のようにも感じた。

【絶対あいつしかいない。村田…】クレアは村田が盗んだと確信していた。しかし証拠はない。

クレアは胸を隠し、一歩一歩階段を登り二階まで来た。【あと二階…】クレアはつい急ぎ足で階段を登り、四階の非常階段の扉の前に着いた。

クレアは息を整え、大きく深呼吸をして扉に耳を寄せた。人の声はしない。クレアは非常扉を開けた。廊下には誰もいない。
クレアは安心した。そしてオフィスまで行きまた立ち止まった。中の様子を伺う。人の声はしない。午後16:00運が良ければ全員出払ってる可能性はある。
クレアは扉を開けた。女性社員が1人黙々とパソコンに向かいクレアに気がつかないようだ。
クレアは足音を忍ばせデスクに座った。




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