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覚醒
第2章 会議室
「はい・・」私は心ここにあらず返事をした。

時は午後13:00、「その前にお昼どうする?」私はクレア聞いてみた。

クレアは怪訝そうに「じゃコンビニでお弁当でも買ってきますか?」

「そうですね。じゃ一緒にそこのコンビニまで行きますか??」

私は普通にクレアをコンビニに誘う事ができた。誘う気もなくただ自然な流れであったから

か?しかしクレアは気が向かなかった。私と一緒に外に出ることを。

打ち合わせを早く終わらせたい。次の仕事がある。クレアはいらついた。

顔に出ていたかもしれない。しかし山下は気が付かなかった。

空腹とは状況判断がにぶるのか?山下は気が付かなかった。

クレアの苛つきは山下に対する気持ちが、取引先のコンサルタントからただのムカつく

オヤジに変わっていた。

会議室の空気がクレアの脳に指令を与えたのか、今まで使われる事のなかったクレアの中の

何かスイッチが入っていた。山下に対する嫌悪感。それは暗雲の荒野。。

逃げ場のないストレス。愛想笑いが社会の常識?山下に対する気持ちがわずかな時間でこん

なにも湧きたてるのか?クレアも覚醒していた。

二人が覚醒した。しかし二人共もまだ気がついてない・・

それはホント一瞬の間であったが確実に時間は止まっていた。二人の時間。

そしてクレアは言った。

「じゃあ行きましょう・・」

そして二人は会議室を出てエレベーターに向かった。鳴り響くクレアのハイヒールの靴音。

一歩後ろを歩く私はクレアの引き締まったおしりに見とれて思った。

「むしゃぶりつきたい・・」「この布を引き裂きたい・・・」

できるわけない事を考え、妄想しながら、エレベーターまで歩く。

クレアは視線を感じていた。「このじじいが・・・ムカつく」「飯なんか後で一人で食え

よ・・」心の声は響き渡るが、会話なく二人はエレベーターに乗った。
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