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覚醒
第6章 共謀
クレアは駅前のランジェリーショップで下着を買い、レンタル会議室に少し早く着いた。

まだ時間は早い。いつものクレアならトイレの個室に入って鍵を閉め着替えただろう。
【ここで着替えたら…】誰かが入って来るかもしれない状況、今までではありえない感情と衝動がクレアを襲った。17:00まであと10分…クレアの理性と常識が感情と衝動と戦う。あと9分…クレアはジャケットを脱ぎ、ブラウスのボタンに手がかかった…それは理性と常識が負けた瞬間だった。

あと8分…クレアの上半身は何も身に付けない生まれたままの姿となった。その時だ、ドアの向こう側に人の気配がした。クレアは慌ててその場にしゃがみ込みドアの様子を伺う。誰も入ってこない。クレアはブラジャーを手に取り急いで美しく、形の良いクレアの胸を包んだ。
ホックが上手く止まらない。

【ヤバイ。早く…】

ガチャっとドアが開いた。

「ご、ごめんなさい!」レンタル会議室の管理人の中年女性だった。

「受け付け伝票置いておきます。帰る時受け付けに出して下さい…」
それだけ言いそそくさと出て行った。

【ビックリした…】

クレアは立ち上がりブラジャーを一旦外した。

ガチャっとドアが開いた。完全に無防備なクレアの胸元…入って来たのは山下だった。




「あっ!すいません!」山下は慌ててドアを閉めた。
クレアは胸を隠すわけでもなく、返事をするわけでもなく、ただ立ち尽くした。

山下はドアを閉め廊下の壁にもたれた…

【綺麗な裸だ。あんなに綺麗で可憐で…美しい。】
股間は膨らみ、ズボンを引きちぎる勢いであり、痛みさえ感じるほどであった。

クレアはブラジャーを付け、ブラウスを着た。
パンティ…クレアはドアを見た。
スカートを脱ぎ、ストキッングも脱いだ。ブラウス一枚という悩ましい姿になり、クレアはパンティを袋出した。クレアはドアに向かい息を飲んだ。ドアの向こう側には山下がいる。もし山下の理性が壊れ、欲望に耐えられなくなったらドアが開くだろう。

しかしくクレアはドアの方に歩み寄りドアの前で、ブラウスの裾を捲り上げた。
なんという姿だ。レンタル会議室、誰でも出入りできる場所、クレアの中で何かが壊れ、弾けた。

【見られる…見て…私は変態。このドアを開けて。】

クレアは覚醒した…
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