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覚醒
第6章 共謀
クレアの太ももに雫が垂れた。
クレアはブラウスを捲り上げ、恥部を晒し、ドアの向こう側を感じて濡れた。

【こんなの初めて…なんなのこの感じ…】

クレアは立ってるだけ、下半身を晒してるだけ、恥部をいじりるわけでもなく、ホントにごく普通の女がわずか27時間の時を経て覚醒し、体が変化した。

クレアの息は荒く、体とは裏腹に…
【服を着ないと…ダメ、こんなのダメ…】
クレアは自分で自分にいい聞かせる。しかしクレアの太ももには拭いきれないほど溢れたクレア自身が覚醒した証明である液体が溢れ、流れ、その液体はクレアの膝から足元まで流れ、まるで春の雪解け水のようにどこからともなく湧いた。


山下はノックした。

「もう大丈夫ですか?開けてもいいですか?」

「も、もう少し待って下さい!」

「わ、わかりました。」

憧れのクレアの裸を見て山下も動揺して慌てるように答えた。

山下の動揺は妄想となり、思わず股間に手がいった。

【自慰したい…】

ドアが開きクレアが「どうぞ…」と小さい声で言った。
山下は慌てて股間から手を離した。

「は、はい…」

クレアは見逃さなかった。山下が下半身に手をやり、慌ててその手をどけ、手をどけたあとに残ったのは、勃起した事がはっきりわかる下半身。

「どうぞ…」

山下は机に荷物を置き座った。

「さ、先に計算だけしますので資料を…」

挨拶もなく始まる打ち合わせ。社会の常識ではありえないだろう。

クレアは無造作に山下に資料を渡した。
山下はクレアの顔をまともに見れず資料を見て、計算機を叩き、計算に集中した。

クレアは山下から少し離れたイスに座って考えていた。
なぜさっきあんなに変態的な行動をしてしまったのか、やはり自分でもよくわからない。

クレアは携帯電話に着信があり携帯電話に手を伸ばした。山下はクレアを見た。ブラジャーが透けてる…
目をそらし、資料を見る。

クレアの着信はりさからのメールであった。

【あと15分ぐらいで着くよ!】

クレアは携帯電話を置き立ち上がった。

「まだ?」
「もう少しでとりあえず計算は終わります。」

「見せて…」
クレアは計算が終わった資料に目を通した。

山下はクレアの透けたブラジャーを見た。
クレアは山下の視線を感じ…山下を睨んだ。
山下は慌てて計算を始める。クレアはジャケットを羽織った。
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