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覚醒
第2章 会議室

クレアと私はコンビニに入り別々の売り場に行った。
さりげなく私は別の通路からクレアに近づきクレアに声をかけた。
「お弁当はやっぱり売り切れてますね。」
「はい…」
クレアは力無く、蚊が泣くような声で返事をした。
【お前がハンカチ盗んだから笑われたのよ…】
クレアは泣きたくなるぐらい辛く、怒り、山下を殴りたい気持ちだ。
「サンドイッチがありますよ。」
私の言葉が終わる間もなくクレアはそのブースから離れ飲み物を探しに冷蔵コーナーに向かった。
私もサンドイッチとおにぎりを手に取りクレアの後を追った。クレアは烏龍茶を手に取り、私が缶コーヒーを手に取った時だった…
私の手の甲が偶然にもクレアの形よく、柔らかいおしりに触れてしまった。
ドキッとしたが一瞬のその感覚が私の中にある脳ミソと呼ばれる部分、その脳ミソで生まれてから一度も使われた事のない細胞を目覚めさせ、その細胞達が私の理性と呼ばれる細胞達を襲い、殺し、策略、侵略…
私の中が戦場と化していた。
僅かなその一瞬の出来事で侵略された私の心は次なる指令を下し、私はあたり前のようにその指令に従う。
私はすでにもう私ではなく、侵略された捕虜。
理性を失った動物、私は考える事なくクレアのおしりに再度手の甲を当てた。
クレアは一度目に私が手の甲をおしりに当てたがそれは偶然であり気にも止めなかった。
しかしその一瞬の間に二度手の甲がおしりに触れるのは偶然でなく、故意と受けとめ、怒りを覚えた。
しかしその場は声を出す勇気もなく、足早にレジに向い山下から離れる事しかできなかった。
さりげなく私は別の通路からクレアに近づきクレアに声をかけた。
「お弁当はやっぱり売り切れてますね。」
「はい…」
クレアは力無く、蚊が泣くような声で返事をした。
【お前がハンカチ盗んだから笑われたのよ…】
クレアは泣きたくなるぐらい辛く、怒り、山下を殴りたい気持ちだ。
「サンドイッチがありますよ。」
私の言葉が終わる間もなくクレアはそのブースから離れ飲み物を探しに冷蔵コーナーに向かった。
私もサンドイッチとおにぎりを手に取りクレアの後を追った。クレアは烏龍茶を手に取り、私が缶コーヒーを手に取った時だった…
私の手の甲が偶然にもクレアの形よく、柔らかいおしりに触れてしまった。
ドキッとしたが一瞬のその感覚が私の中にある脳ミソと呼ばれる部分、その脳ミソで生まれてから一度も使われた事のない細胞を目覚めさせ、その細胞達が私の理性と呼ばれる細胞達を襲い、殺し、策略、侵略…
私の中が戦場と化していた。
僅かなその一瞬の出来事で侵略された私の心は次なる指令を下し、私はあたり前のようにその指令に従う。
私はすでにもう私ではなく、侵略された捕虜。
理性を失った動物、私は考える事なくクレアのおしりに再度手の甲を当てた。
クレアは一度目に私が手の甲をおしりに当てたがそれは偶然であり気にも止めなかった。
しかしその一瞬の間に二度手の甲がおしりに触れるのは偶然でなく、故意と受けとめ、怒りを覚えた。
しかしその場は声を出す勇気もなく、足早にレジに向い山下から離れる事しかできなかった。

