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覚醒
第9章 変化
私たちは近くのデパートへ水着を買いに行った。
夏の終わりで水着はセールという事もありかなり割引されている。妻は水着など最近着てないので少しはしゃぐように物色していた。
私は簡単に水着を選び購入し妻の元に行きいっしょに水着を選んだ。いっしょに水着を選ぶなど何年振りだろう、妻は迷ったあげく何着か試着する事にした。
私は試着室の前で待ってると…
「これどお?」
黒のセパレートタイプ。
「大人の雰囲気があるが落ちつき過ぎてるかな…」

いくつか試着して最後は白のビギニタイプ。

妻はまだ33歳、見た目も若く、年を感じさせない。スタイルも悪くない。
私は白のビキニを勧めた。

「じゃあこれにする…」

車内での雰囲気は嘘のように会話が進んだ。
会計を済ませ私たちはプールに向かった。


都内のプールまだ夏休みという事もあり子供もたくさんいる。若い大学生のカップル、女子高生の団体、さまざまな人が楽しんでいる。

妻の水着姿は太陽の光とプールに反射した光、跳ねる水、さまざまな要因からだろう眩しく美しかった。

流れるプールがある。妻はレンタルした浮輪に捕まり流れに身を任せゆっくりと流れ出した。

私はプールサイドでしばらく目を閉じ妻の帰りを待っていた。

「泳がないの?」
妻が戻って来た。
「じゃあいっしょに行こうか!」

私と妻はいっしょに流れるプールに入って、いっしょの浮輪に捕まり楽しんだ。

「たまにはいいね!」
「そうだね。」

私たちの横を若いカップルが抱き合うように浮輪に捕まっていた。

「すごいね!恥ずかしくないのかな?」
妻はカップルの大胆さに驚いたようだ。
「そうだね。若いから…」
私は妻に言った。

私は若いカップルに刺激されていた。
ビデオの事を思い出し、今ここであの若いカップルのような時間が私たち夫婦にあればビデオの事も忘れられるんじゃないかと考えていた。

私がそんな事を考えているなんて妻は微塵にも思わず、妻は流れるプールにはしゃぎ浮輪の中心にお尻を入れて足を浮輪にかけてプールの中を流れた。

私は浮輪の端っこに捕まりいっしょに流れた。
やはり私たち夫婦はさっきの若いカップルのような大胆にはイチャイチャできない。結婚して10年も経つとそんなものかなっと諦めかけていた。

しかし私は久しぶりに来たプール、久しぶりのデート何かあるんじゃないかと思っていた。
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