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覚醒
第9章 変化
私達はプールサイドに戻った。
妻はさっきあんなに乱れたのに落ちつき、その行為に対しても何も触れずまた寝転んだ。

【わたしこういうのが好きなの…】
私は妻の言葉を思い出し、プールサイドに寝転んだ。
目を閉じ妻の言葉の真意、ビデオが見つかった件…

【わたしこういうのが好きなの…】
妻のこの言葉…【私はあなたに正直に性癖を話したんだから、あなたもあなたの性癖を話して…】こういう意味なのか?

クレアとの事、道端で土下座、部屋の掃除、便器を舐めさせられた…私はそれは言えない。妻の想像を超えるあまりにも度が過ぎた行為である。
ましてクレアとの事の始まりは私がクレアのお尻を触った…痴漢行為から始まった。言えない…

しかし妻の告白に対して何か答えないといけない。
私はプールサイドで考えた。

「起きて…」
妻の声で目覚めた。
私達はプールサイドで寝てしまった。直射日光が私達を直撃して気がついたら私達は汗だくで寝ていた。
「暑いからプール入らない?」
「あっ、暑い…入ろう。」

私達はプールに入った。
「さっきはあんな事初めてだよ…」
私はさっきの妻との乱れた行為の話しをした。
「うん…そうね…波の出るプール行こっか?」
妻は話しをはぐらかしたように感じた…

【初めてじゃない…?】
私は感じた。

波の出るプールで妻ははしゃぎ波と戯れ遊んでいた。
私は【初めてじゃない…】という感覚が頭から離れず、また【妻が浮気をしているかもしれない】という感覚を取り戻してしまった…

【私こういうのが好きなの…】

こういう事が好き…こういう事をした事がある?
私は妻の浮気が本当であったとしても嫉妬心は無い。それでも妻の事は愛してる…最初の妻のカミングアウトされても私は嫉妬心より妻と少しでもいっしょにいられるなら…という選択をした。それは今でも変わらない。
だから私は妻のカミングアウトに対して何か答えないといけないと改めて思った。

私達はプールから上がり駐車場まで歩いた。
私は妻に何か答えないといけない…
私は10年前に一度抱いた妻への思いが頭に浮かんだ。
10年前妻と結婚した時、妻には別れる事ができない男がいた。その時私は一度だけ妻に抱いた思いがある…

【由美が他の男に抱かれているのを見て見たい】

私はその思いがまた頭に浮かび、それは貪欲なまでに私の感情を支配した。





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