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覚醒
第10章 大阪にて

私はこんなに激しいビデオだとは思わなかった。
妻は最後までじっくり鑑賞した。
「これが見たかったの?」
「内容はここまでとは知らなかった…」
「なんでこれ見たかったの?」
妻は聞いた。私は少し声につまり…
「自分の奥さんが誰かに抱かれてるのが…見たい。」
私のカミングアウトだ。
「えっ?じゃあ私が誰かに抱かれてるのが見たいの?」
【あっ…ダメだ…】
あまりに妻が怪訝そうに言ったので絶対ダメであり、最悪の事態も頭を過った。
しかし妻は…
「うーん。見せてめいいけど、見てどうするの?だいたい見せてもいいなんて相手見つからないと思うよ…」
以外にも冷静に、また否定なく妻は言った。
「実は…アダルトビデオで夫婦参加型のがあって…」
【さすがにビデオはダメだろう…】
「それってどんな感じなの?」
やはり妻は否定せず聞いた。
私はビデオ撮影は大阪であり、販売は関西、顔にぼかしは入らない。今回は私達夫婦と男優二人、同じ現場で集まればあと三、四組の夫婦が同じ形で撮影する。
他の夫婦の撮影は見学もできる。
私は妻に説明した。
「大阪まで行くの?」
「大阪出張の次の日が撮影らしいんだ。仕事終わったら大阪で待ち合わせして…どお?」
「いや、いいけど。それってホント大丈夫?」
「多分…同じシリーズがいっぱいあるみたい。」
妻はちょっと心配そうだった。
「ダメかな…?」
しばらく考えて妻は答えた。
「じゃあ私も出張に最初から着いて行くのはダメ?1人で大阪まで行くとなると、途中で不安になって逃げ出したくなると思うから…仕事の邪魔はしないから、ちゃんとホテルで待ってるから…」
私は妻の意外な答えに驚いた。ただいっしょに行くとなるとクレアと村田もいっしょだ。
クレアとの出来事をクレアが妻に…話したりしないか…
それは私にとってかなりの心配事だった。
しかし今さら話しを変えるのも変かと思い、
明日会社に確認するといった。
いっしょのベットで朝を迎えたのは何年ぶりだろう…
私達夫婦はマンネリした生活に刺激を与えた事により、以前より充実しているとお互い感じている。
私は昼前にクレアに電話した…
「いいんじゃないの!でも大阪工場には同行するのは無理よ。」
クレアは同意してくれた。
「あと、村田にも電話しておいてね。新幹線の切符も四枚買っておいて!」
【あとは村田か…】
妻は最後までじっくり鑑賞した。
「これが見たかったの?」
「内容はここまでとは知らなかった…」
「なんでこれ見たかったの?」
妻は聞いた。私は少し声につまり…
「自分の奥さんが誰かに抱かれてるのが…見たい。」
私のカミングアウトだ。
「えっ?じゃあ私が誰かに抱かれてるのが見たいの?」
【あっ…ダメだ…】
あまりに妻が怪訝そうに言ったので絶対ダメであり、最悪の事態も頭を過った。
しかし妻は…
「うーん。見せてめいいけど、見てどうするの?だいたい見せてもいいなんて相手見つからないと思うよ…」
以外にも冷静に、また否定なく妻は言った。
「実は…アダルトビデオで夫婦参加型のがあって…」
【さすがにビデオはダメだろう…】
「それってどんな感じなの?」
やはり妻は否定せず聞いた。
私はビデオ撮影は大阪であり、販売は関西、顔にぼかしは入らない。今回は私達夫婦と男優二人、同じ現場で集まればあと三、四組の夫婦が同じ形で撮影する。
他の夫婦の撮影は見学もできる。
私は妻に説明した。
「大阪まで行くの?」
「大阪出張の次の日が撮影らしいんだ。仕事終わったら大阪で待ち合わせして…どお?」
「いや、いいけど。それってホント大丈夫?」
「多分…同じシリーズがいっぱいあるみたい。」
妻はちょっと心配そうだった。
「ダメかな…?」
しばらく考えて妻は答えた。
「じゃあ私も出張に最初から着いて行くのはダメ?1人で大阪まで行くとなると、途中で不安になって逃げ出したくなると思うから…仕事の邪魔はしないから、ちゃんとホテルで待ってるから…」
私は妻の意外な答えに驚いた。ただいっしょに行くとなるとクレアと村田もいっしょだ。
クレアとの出来事をクレアが妻に…話したりしないか…
それは私にとってかなりの心配事だった。
しかし今さら話しを変えるのも変かと思い、
明日会社に確認するといった。
いっしょのベットで朝を迎えたのは何年ぶりだろう…
私達夫婦はマンネリした生活に刺激を与えた事により、以前より充実しているとお互い感じている。
私は昼前にクレアに電話した…
「いいんじゃないの!でも大阪工場には同行するのは無理よ。」
クレアは同意してくれた。
「あと、村田にも電話しておいてね。新幹線の切符も四枚買っておいて!」
【あとは村田か…】

