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覚醒
第10章 大阪にて
「ねえ・・夜景見ながらしたいな・・」
クレアの発言に私と妻は顔を見合わせた。

村田とクレアの会話がなくなり。唇を重ねている気配がしてる。

「うん・・う・・」聞いたことのないクレアの押し殺したような声がする。

「ねえ私以外にも誰かいるの?」クレアの質問に村田の答えは返ってこない。
おそらく村田はクレアの唇を唇で塞ぎ、

【誰もいないよ・・】と伝えたのだろう。

この壁の向こうであのクレアが…
私はそう思っただけで…体と体がぶつかる音、時折聞こえる押し殺した悩まし声。
隣りには妻が…複雑な気持ちである。

クレアはクレアでベランダで村田に抱かれながら、
【私はもっと凄い事ができる…私は彼を満足させる事ができる】と考え、そして村田が果てた。

クレアと村田、私達も部屋に戻った。

「明日は大事な打ち合わせだから…もう休もう。
クレアも部屋に帰って休めよ。」

クレアは村田に部屋を出され、切なく、悲しく、そして憎しみさえ覚えた…

【私は大丈夫…きっと彼とうまくいく、だから私は大丈夫…私は大丈夫】クレアは自分で自分にいい聞かせ部屋に戻った。

私は妻と部屋にもどり、ベットに入った。
クレアの悩ましい声を思いだし、クレアが抱かれてるのを想像していた…

「クレアさんって見かけによらず大胆な人なのね。」
妻は驚いていた。妻から見たらクレアは頭が切れ、美しく、そして自分から男に言い寄る事などなく、何も言わなくても男が尽くしてくれる、女から見ても尊敬に値する女性と思っていたのだろう…

私は妻とクレアの事は話しができず寝たふりをした。
気がつけば朝を迎えていた。



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