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覚醒
第10章 大阪にて
妻は上半身裸になり、そしてスカートとパンティを脱いだ。全裸の妻は鏡の中の自分を見て、
「大丈夫かな?…みっともなくない?」
「大丈夫。綺麗だよ。大丈夫。」
「ホントに?クレアさんに比べたら?」
私は答えに困ったが、
「いや、クレアの裸は見た事ないから…何とも言えないな。でも大丈夫。綺麗だよ。」
「そっか…」
妻は鏡の中の自分を見つめている。不安なのか、私も不安である。不意に私は全裸の妻を抱きしめた。

妻は私にしがみつきキスを求め、私達は試着室の中で熱く、熱く抱き合い、唇そして舌と舌をからめた。

「お客様、サイズとかは大丈夫ですか?」
店員が私達に声をかけた。
「あっ、はい、大丈夫です。」
私達は熱く抱き合い、カーテンが少し開いてしまっていた・・
カテーンの隙間から見える店員に向かい妻は「大丈夫です。」と強く言った。
私達は着替えを終え試着室を出た。
「ありがとうございます。」
店員が二人こちらを見て笑っていた。妻は毅然とし、店員に会釈をして店を出た。

そして私達は待ち合わせのマンションへと急いだ。

マンションのエントランスに着き私は妻に確認した。
「大丈夫?」
「うん・・」
「じゃあ行こうか?」
「うん・・」

チャイムを鳴らした。

「はい!」
「山下です。」
「はいどうぞ。」

オートロックが開き私達は部屋に向かった。エレベーターに乗り三階に上がり、部屋は隣りの棟のようだ。私達は廊下をかなり歩いた。

330号室・・私はドアチャイムを鳴らした。

「はい。どうぞ。」
テレビで見るADのようなジーパンにTシャツの女の子が対応してくれた。

「こちらにお座りお待ちください!」
元気の良い女の子が出てきて妻は少し緊張がほぐれたように見えた。

「山下さん?」
監督らしき男性が私に声をかけた。
「はい。」
「今日は三組の夫婦が参加してるから、順番は山下さん一番ね。」
私は妻と顔を見合わせた。一番最初の撮影、予想外だった。
「撮影終わったら他の人の見ててもいいし、帰ってもいいから、他の二組は一番最初は嫌だっていうからさ!山下さん最後に着いたからしょうがないよ。嫌だったら帰ってもいいよ。」

私は妻に聞いた。

「一番最初だって・・」
「大丈夫?」
「うん。大丈夫。」

「じゃこっち来て!説明するから!」

私達は禁断の部屋へと入った・・・






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