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第10章 大阪にて

私達はとりあえず了承した。
スタッフは急いで用意を始め、私達は着替えに入った。

「とりあえずこっちに座って！」
私達は言われるがまま座り、インタビュー形式で撮影が再スタートした。

「じゃあ次は奥さん、野外です。ご主人大丈夫ですか？」

「は、はい…緊張しますね…」

「奥さんは野外での経験は？」
「あります…」
「即答ですね。じゃあそれはご主人と？」
「はい。ねっ…」
「そっ、そうだね…」

私達は先日のプールの話しをした。監督は興味深く聞いていた。

「すごねぇ。じゃあ支度もできたし、行きますか？」

撮影場所はまずマンション中、近くの運動公園を予定していた。マンションの廊下に出た。
スタッフの数は少ない…カメラも小さくなっていた。
非常階段に着いた。

「じゃあ奥さん、そのワンピースを脱いで下さい。ご主人は手伝って上げて下さい」

妻は回りを見回し、私は妻の買ったばかりの白いワンピースのチャックを下げた。妻はキョロキョロしたがらワンピースを脱いだ。

ブラジャーとパンティだけになり、妻は恥ずかしそうに前で手を組みうつむいた。

「じゃあ一階まで降りますよ。ご主人どおですか？マンションの階段を下着姿で歩く奥様は？」

「いや…なんとも。」

妻は下着姿で歩く。こんな光景はなかなか見れない。
私の股間は膨らんだ。
二階から一階…階段を降りきる。
「じゃあエントランスまで行きますか…？」

「大丈夫ですか？人いないですか？」
「大丈夫です。スタッフが見てますから！」

ゆっくりとエントランスに向かい歩き始めた。
私は妻の後ろを歩き、妻は時折胸を手で隠し、また股間に手を当て恥ずかしいそうにす。

エントランスには人はいない。

「外に車が待機してます。じゃあ一気に行きます。」
監督、私と妻、スタッフ数名で待機していり車に向かいダッシュした。

「どうでしたか？」
「緊張しました。」

私は妻とワンボックスのセカンドシートに座って息を切らしていた。

「どうぞ！」
助手席のADがお茶を出してくれた。

「じゃあ移動ね！公園行って！」

車が発車した。私達はまだ少しくつろいでいた。
また監督が妻にインタビューし始めた。
監督のインタビューに妻は滞りなく答えた。

「奥さんこれは使った事ありますか？」

黒々したバイブレターが出された。

「使った事…あります…」