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覚醒
第10章 大阪にて

妻は了承した。
駐車場には車が数台止まっている。中にはシートを倒し寝ているサラリーマンもいる。
遠くで子供の声、蝉時雨、午後の日差し…
私は妻のリードを持ち歩き始めた。
寝ているサラリーマンの車の横を過ぎる。
サラリーマンは気づかない。私達は息を潜め公園内に入った。
「奥さん、サラリーマンが寝てましたね。」
「は、はい…」
「恥ずかしいですか?」
「はい…」
「じゃあ先いきますよ。ご主人しっかりお願いします。」
私はまた歩き始めた。正面から大学生風の男、ランニングをしてこちらに近づいて来る。
私は監督を見た。
「山下さん。そのまま歩きましょう。奥さんも大丈夫だから!」
私は緊張しながら妻のリードを引っ張った。
妻はうつむき、顔を横に背け歩いた。
走っていた男は立ち止まり私達を見た。
スタッフが男に会釈をして、カメラを見せ撮影だと強調した。男はまたランニングを始めた。
「大丈夫でしたね。奥さん。恥ずかしいですか?」
「凄い恥ずかしいけど…見られて感じてます。」
「せっかくなんで奥さん道の真ん中で四つん這いになって下さい。」
妻は四つん這いになり、カメラが回る。
スチール写真のシャッターの音が響いた。
「OK!じゃああそこまで頑張って!」
私達は公園の隅の死角になった植え込みに来た。
「じゃあ山下さん、奥さん、これが最後!山下さんズボン脱いで!」
シートが引かれ妻は四つん這いになり、後ろから私が貫いた。妻は外だからあまり声は出せない。
それでも喘ぎ声が漏れる。
「頑張って!」
私は監督に言われ激しく妻を責め、妻は声が出せない。
その時だ…近所の人か女性が一人、
「何してるんですか?公園でそういう事するの止めてもらえます?通報しますよ。」
「あっ!すいません。すぐ止めます。」
私達はすぐその場を離れ、車に戻った。
「ビックリしましたね。でもこっちは大丈夫です。
山下さんは大丈夫ですか?」
「は、はい…大丈夫です。」
「奥さん大丈夫?」
「大丈夫です…」
私達は疲れ切っていた。
新大阪まで送ってもらい別れ際、
「本当、奥さんすごかった!また出て欲しいから連絡待ってます。山下さんもありがとう!」
私達は新幹線に乗り東京への帰路についた。
駐車場には車が数台止まっている。中にはシートを倒し寝ているサラリーマンもいる。
遠くで子供の声、蝉時雨、午後の日差し…
私は妻のリードを持ち歩き始めた。
寝ているサラリーマンの車の横を過ぎる。
サラリーマンは気づかない。私達は息を潜め公園内に入った。
「奥さん、サラリーマンが寝てましたね。」
「は、はい…」
「恥ずかしいですか?」
「はい…」
「じゃあ先いきますよ。ご主人しっかりお願いします。」
私はまた歩き始めた。正面から大学生風の男、ランニングをしてこちらに近づいて来る。
私は監督を見た。
「山下さん。そのまま歩きましょう。奥さんも大丈夫だから!」
私は緊張しながら妻のリードを引っ張った。
妻はうつむき、顔を横に背け歩いた。
走っていた男は立ち止まり私達を見た。
スタッフが男に会釈をして、カメラを見せ撮影だと強調した。男はまたランニングを始めた。
「大丈夫でしたね。奥さん。恥ずかしいですか?」
「凄い恥ずかしいけど…見られて感じてます。」
「せっかくなんで奥さん道の真ん中で四つん這いになって下さい。」
妻は四つん這いになり、カメラが回る。
スチール写真のシャッターの音が響いた。
「OK!じゃああそこまで頑張って!」
私達は公園の隅の死角になった植え込みに来た。
「じゃあ山下さん、奥さん、これが最後!山下さんズボン脱いで!」
シートが引かれ妻は四つん這いになり、後ろから私が貫いた。妻は外だからあまり声は出せない。
それでも喘ぎ声が漏れる。
「頑張って!」
私は監督に言われ激しく妻を責め、妻は声が出せない。
その時だ…近所の人か女性が一人、
「何してるんですか?公園でそういう事するの止めてもらえます?通報しますよ。」
「あっ!すいません。すぐ止めます。」
私達はすぐその場を離れ、車に戻った。
「ビックリしましたね。でもこっちは大丈夫です。
山下さんは大丈夫ですか?」
「は、はい…大丈夫です。」
「奥さん大丈夫?」
「大丈夫です…」
私達は疲れ切っていた。
新大阪まで送ってもらい別れ際、
「本当、奥さんすごかった!また出て欲しいから連絡待ってます。山下さんもありがとう!」
私達は新幹線に乗り東京への帰路についた。

