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彼女は国宝級☆
第2章 終章
そして、全てが終わって彼女の車の隣に戻った車内で、
「…お願いがあるんだけど…」
俺は彼女の目を見て、彼女の片手を両手で握って、どきどきしながら言った。
「チューもしくは、どっちか片方の胸を吸わせてくれ…」
「はははっなんで片方なの?」
このノリならSEXできると確信した。
ドキドキを笑いに変えて話しやすくする。
「だって…両方は吸わせてくれねぇんだろ?…本当は襲いかかりたいんだけど…貴女は茨城の女じゃないからな。
でも、好きだから…キスか胸に吸いつきたいんだ…」
そう言いきって恥ずかしくなり、彼女の肩に顔を埋める。
さすがに、胸に吸いつかせてくれたら面白いことになるが、実際はキスを狙っている。
例えば、ランチに誘って断られることがある、
断られた直後に
じゃぁ一服(タバコ)付き合ってと言えば意外にいけるものだ。
大きいことを言って断られた後に小さいことを言えば、先ほどの罪悪感や先ほどと比べれば大したことではないので付き合ってもらえることがある。
彼女は黙ったままだ。
まぁ普通は了承できないだろう。
「キスしたい…絶対にベロチューにしないから…」
ベロチューとはディープキスのことだ。
ここでも、濃厚にしないということを強調した。
さらに、「キスしていいよ」なんていう言葉も求めていない。
彼女の顎くいっとさせて勝手に唇を奪った。
抵抗しようとしたが…
いきなりされてしまったという「自分に非がない」名誉を彼女に残したままチューするのだ。