この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
吼える月
第12章 心願
 

「辛……くな、いっ……」

「それは……よかった。姫様は……こういうのの上達が早くて、やりやすいです……。じゃあ少し早めますよ……?」


 サクが腰の動きを大きく、早めた。

 粘着質の卑猥な水音が、忙しくなる。


「はっ……はっ、ん、んんっ……ぅっ、んんっ……」

「ぁ……姫様、ああ……くそっ、こんな悩ましげな姫様見てるだけで……もっていかれそう……」

「サク、サク……もっと、もっと……ずんずんしてぇ……っ」

「ああ、本当に。なんでそんなに貪欲なんですか、姫様!! こっちのペースに合わせて……くっ、だからその"きゅ"は反則……ぅっ!!」

「ぁああんっ、サク……そこ、そこ……っ」

「ここですか…っ、姫様……?」


 段々とふたりの息は荒くなり、動きが激しくなってくる。

 結合部からは、互いの淫らな汁が飛び散り混ざり合い、寝台を汚していくが、サクの律動は止らなかった。

 ユウナが求めるがまま、緩急つけて蜜壷に抽送すれば、その動きに応じてユウナが乱れる様が、可愛くて愛おしくて仕方が無い。

 しかしその愛ある想いは、今は禁忌。

 滾る想いを内に押し込め、サクは乱れる息をしながら、無心に抽送を繰り返した。


/1627ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ