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吼える月
第5章 回想 ~終焉そして~
「ふふふ、なんだ。お前もそんな顔で既に興奮していたのか。そのままでは苦しかろうな、リュカ。
さあ姫、お前のその小さな口で……リュカの大きなモノを咥え、ねっとりと舌で愛撫するのだ。リュカが……お前の口の中で弾け飛ぶように」
ゲイの愛撫から開放されたユウナは、リュカの前で屈み込み……、明日夫となるはずだったリュカの、初めて見る生々しい牡の象徴を、震える手で掴むと……恐る恐る口に含む。
ユウナの熱い口腔に包まれたリュカのモノは……ぶるりと震え、ますます質量を増したため、驚いて口から出してしまった。
「荒く扱うな。まずは……お前の舌にてリュカを愛おしむのだ」
改めて怒張した肉棒に顔を近づければ、噎せ返るような牡の臭いがした。
それは父の血の臭いと入り混ざり、ケダモノの臭気を発している。
しかし彼女の防御本能が、彼女の身を守ろうと……その五感を封じため、ユウナは表情ひとつ変えることはない。
ゲイの言葉にひたすら従順に、猛るリュカのその尖端に舌を這わせれば、
「……っ」
リュカが呼応したように肩を震わせ、リュカ自身もびくりと震えた。
だが変化はそれだけ。
ユウナから与えられるぎこちない舌淫によって、匂い立つような艶を強めているというのに……リュカは依然美麗な顔を横に向かせたまま、窓に映る赤い月をただ物憂げに眺めるだけだった。