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引き裂かれたroyaume
第1章 引き裂かれた二人
「これでは愛玩動物ね……リゼット。だのに穢れを知らない碧眼、陶磁の肌、これだけ無様な姿になっても滲み出る、忌々しいほどの気品。こんな女を戦場で働かせるなんて、西部はなんて野蛮だこと」
「私は貴女の敵だった!こんな、ことして何に……ひぁっ」
リゼットの乳輪をなぞっていたオリアーヌの指先が、乳首をきゅっとつねってきた。小さく丸いものを転がすような要領で、オリアーヌの人差し指と親指の腹が、乳首を挟んで摩擦を始める。
「ふっ……ぁっ、触らない……で……あっ、はぁっ……」
「リゼット?私に戦力は事足りている。戦い手は掃いて捨てるほどあるの。それでも私はお前を望んだ。シャンデルナのはしための鏡のような女こそ、私の楽しみの道具になるわ」
「貴女は……どして、そんなに東部を憎むの……ひゃあっ?!」
内股が強引に開かされた。
いつもは身につけているはずの下着も除いた粘膜が、すっと気体に晒される。
「あらあら、びしょ濡れ」
「いやぁっ」
「何も知らない顔をして、淫乱な貴族様。私にどんなことをされるか……想像して興奮したのね?」
「違います!あっ」
蜜壺を囲った襞の内側を往来していた指先が、体内に侵入してきた。多分、オリアーヌの第一関節まで、膣口に沈んでいる。
指が、すっと出ていった。
くちゅくちゅと猥褻な音が立つ。
リゼットは、自分の恥丘を覆った陰毛に生暖かい蜜が絡めつけられていくくすぐったさに、腰が顫える。