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引き裂かれたroyaume
第1章 引き裂かれた二人
「ひっ!!」
不意に洪水を起こしていよう下半身の一ヶ所に、強烈な痛みが走った。
きんきんと疼きを伴う奇妙な痛みに顔をしかめていると、今度は乳首に同じものが来た。
「何っ、……」
次々と痛みが増えていく。
乳首に続いて乳輪を囲ったところに三ヶ所、それから二の腕、内股に、秘部の至るところにも痛みが襲った。
「ああっ、ぁっ、ぁあああああっ!!」
「クリトリスは痛かった?ああ、違うわね。そんなに喘いで、またおもらししているものね」
「はぁっ、あっ、ああ……」
「おっぱいに付いたピンク色の豆粒も。すっかり膨らんで、もうすぐすももになるんじゃない?」
リゼットが自分の裸体を見下ろすと、洗濯鋏の形をした無数のクリップが散らばっていた。
オリアーヌの指先が、その一ヶ所に留まって、愉快そうに踊っていた。細い指の腹の下で、陰核をつまんだクリップが、上下したり円を描いたりしていた。
「感謝なさい。お前の美しさに免じて、私が直々に禊をしてやるのだから」
「ふざけ……ないで……ああっ」
「このクリップは拷問用。闇商人の作ったアダルトグッズとはわけが違うわ。早く外さなくては、シャワーも苦痛になる傷が残る」