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引き裂かれたroyaume
第3章 切り裂かれた純心
「あっ、はぁ、あっあっ……ああんっ……ああ!……」
わけが分からなくなっていく。
リゼットは、オリアーヌに左胸をまさぐられながら、別の婦人に右胸をしゃぶられ出していた。
膣内をかき混ぜていたフォークは、いつの間にか女の指と思しきものに入れ替わっていた。太ももも、腹も、脇も、どこもかしこも手やら唇、フォークやスプーンでいじられ回されている。
「あっ……ああっ……」
「良いのね?リゼット……お前は虐げられて喜ぶ淫乱なんだから、もっともっとと欲するのでしょう?」
「はっ、い……んんっ、」
「どんな気分か、しっかり言葉でお話しなさい」
「気持ち、良い……でも、あっ、恥ずかしくて……ぅっ……恥ずかしいので、はぁっ、はぁ、外で、皆様に触っていただけてること、あっ……興奮します……あっあああっ……」
押し寄せてくる感覚だけに、身を任せる。オリアーヌの求めてくる言葉だけを、甘えたな声音に乗せる。
リゼットは、オリアーヌを満足させる術を得始めていた。
どうせこの君主に逆らえない。心も身体も、もはや清められないところまで、侵されている。
リゼットが東西の平和を保つ柱なら、これがあのシャンデルナに捧げられる最後の忠心なら、オリアーヌの求めるしもべになり果てるより他にない。