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束縛彼氏 ヒイロ君
第5章 日曜日



部屋につくなり、ドアの鍵の施錠を
2回チェックした。


そして、靴を脱ぐなり部屋の至るところの
窓の施錠。


私は何やってんだ笑





「すっかり染みついちゃったなぁ。」





ピコピコ!!




携帯が鳴った。





「もしもし?杏奈?どうしたのー?」



私の大学の友達、杏奈。




「あっ、ミズキ!今から会えない?」



「いいよ~。じゃあいつもの駅前のカフェで♪」



急遽、外出だぁ!!


えっと、こーゆうときは、





プルルルル


「何だ?」




ヒイロ君に許可とらないと!



例え女友達でも許可が必要なミズキ。

もし、ヒイロと連絡がつかないと
連絡つくまで外出出来ないのだ笑

そして、連絡は必ず電話。
メールなどは絶対アウトなのだ笑



よかったぁ。すぐ繋がって。
あっでも運転中かな?



「あのね!ヒイロ君!大学の友達の杏奈と
今から会うことになって……」



「杏奈?あぁ、お前の友達の……。」



うーむ。ミズキのやつ送ってすぐ
出掛けるとは。
そんなに出掛けたいのか?


はっ。まさか、男もいたり?



「もちろん男はいないだろうな?」



「えっ?いないよ!杏奈と二人で 会うだけだし。」



なら、仕方ないか……。



例え女友達でもミズキをとられる気がして
ヒイロは気が気ではない。



「場所、時間を言え。」






「駅前のカフェで会って……帰りは夕方には帰るよ!」



「よし、いってこい。帰るとき俺に連絡
いれろ。迎えにいく。」



え?嘘でしょ!?



「ひ、ヒイロ君。帰る時間夕方だし
さすがに大丈夫だから……」



「断る。いいから連絡いれろ。」



ぶちっ!!




電話切れちゃった……





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