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束縛彼氏 ヒイロ君
第7章 心配性



カフェについたヒイロ。


「いらっしゃいませ。空いてる席へどうぞ……」


店員さんはぎょっとした。
ヒイロの血相変えた顔。
とても迫力がある。



「あはは。杏奈もなかなかだよねー。」


「ミズキに言われちゃうの?やっだー!笑」



ミズキは杏奈と話し込んでいて
ヒイロの入店に気づいていない



ガシッ。




「え?」


いきなり腕をつかまれ見上げると……



「ヒイロ君?!え!どしたの?」


「おまえ、何やってるんだ!遅いし連絡もよこさない。おい、帰るぞ!」



有無を言わさない口調。



「ちょっと、待ってよ。杏奈が……」


こんな展開になって杏奈に迷惑が
かかっちゃうよ……


「あっ、いいの。ミズキまたね!」



ヒイロの形相にやられ、杏奈も気を使う。



「悪いな。」


そのまま伝票とミズキを持っていった
ミズキの彼氏さん。



「あっ、私、払いますから!」


しかしその声は届かない。



うわぁお。
ミズキの彼氏って話以上だなぁ。
かっこいいけどなんか怖いし、
てかミズキ大丈夫なのかなぁ?



そのままカフェを後にする二人を見つめて
杏奈は思った。



もしかして、お仕置きがえっちなのかな!?笑




ミズキの首もと、明日もマークが
増えてたらそうゆうことよね♪



杏奈はどこか楽しそうだ。








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