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NEXT 【完結】
第11章 衝撃
「そういえば~!効果あったっぽい?」

「そうよ。あの作戦、実行したんでしょ?隣のエロ音、どうなったの?」

「私、相当頑張ったよ!」

千夏が胸を張る。

頑張り過ぎだよ...。

と稜は思ったが、なんとなくそれは言えない。

「すっかり落ち着いた。翌日からベッドの位置を変えてくれたみたい。今は聞こえないのよ」

稜は、最近の出来事を、“リョウ関連を抜かして”説明した。

音を気にせまいと、スポーツジムなどの習い事を毎日のように始めた事。
疲れて帰ってバタンキューと寝ている事。
実家で犬を飼いだして、それがカイ3世という名前という事。
土日はその3世と過ごすために、実家に帰ってる事。
部屋を引っ越してもいいかなと思い始めた事。


2人は、時々驚きながらも話を聞いてくれ、稜の変化を喜んで応援してくれるらしい。

「いや、なんか。今日会った時、雰囲気変わったなって思ったのよ」

「本当~?頑張るわ〜!」

そう。こんな出来事あんな出来事も笑い話にして、次に行かなきゃ!!くよくよしてられないっつーの!!


「あ、これ結婚式の写真、CDRに落としといたよー」

ファミリー用の一眼レフを結婚式に持ってきていた有希子が、千夏にデータを渡す。

「カメラマンが私だからね。あんまりいいように撮れてないかもだけど」

「わー!ありがとう!」

「はい、稜にもあげる」

「ありがとう。私のも持って来ればよかった~」

「また今度でいいよ。まだ式場でお願いしたやつも来てないしー。後撮りをこの前の連休にしたから。一緒に届くんだよね、たぶん。今度のランチの時には届いてると思うんだけど。」

「すごく素敵な式だったね~」

「うふふ。ありがとう~。あー!私が苦労した、メニューとかわかってくれた〜??」

「うん。有希子といってたんだよ。可愛く出来てた」

「あの人数分は大変だわ」
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