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第12章 海とコンビニおでん
確かに、気分が悪かった。
二日酔いの上に、少し車酔いもしたようだ。

フラフラする体をやっとの思いでベッドに乗せる。

本当はお化粧を取ってからのほうがいいのはわかっていたが、そのまま眠りについた。



目が覚めると、4時過ぎだった。まだ外は暗い。

早朝なのはわかっていたが、どうしてもお風呂に入りたかった。

なるべく音を出さないように、お湯をいつもより半分ぐらい蛇口をひねってお湯をはる。

お腹もすきまくりだ。
お湯が入る間、冷蔵庫を漁ってみるがメボシイ物は何もない。
いくつかの野菜と、冷凍のごはん。
この時間に作る気力はない。

お湯がたまってきたようなので入浴する。

お風呂につかりながら、「そうだ!おでんを食べよう!」と思いつく。

近所のコンビニのおでん。
今期になってまだ食べてない。

大根とー、こんにゃくとー、すじとー、卵は外せない。

何を食べようかと考えをめぐらすと、余計にお腹が減ってきた。

大慌てで支度をする。
徒歩で4分ほどの所にあるコンビニだ。
お風呂に入ったし、ノーメイク。ジムの時用のメガネ。
髪もタオルで乾かしただけ。濡れた髪で出かけるのは冷える気がしたが、ドライヤーはかけれないから仕方ない。
寝間着の上から、ダボっとしたジーンズと、ダウンを着る。

うーん。まだ暗いし、この格好は危ないかなあ。一応オンナノコだし。

迷ったが、上からスヌードをかぶる。
オシャレな巻き方でなくて、ぐるぐる巻きにして、頭にもひっかける。

これで怪しい人だ。誰も襲うまい。

お財布だけをダウンに入れ、スマホも持たない。

鍵はかけて、エレベーターに乗る。

マンションのエントランスからは、軽くダッシュだ。


外は少しだけ明るくなってきていた。
コンビニの中には、こんな時間なのに結構なお客がいる。

人はいないと思っていたので、結構自分の格好が恥ずかしい。

おでんは、卵と大根はあったものの、あとは思ったものが売り切れだった。
仕方がないので、あまり欲しくはなかったがウインナーと厚揚げも買う。

それでも足りない気がして、おむすびを選ぼうとしたが、時間が悪いのか、ほとんど残ってない。
かなり悩んだ挙句、シーチキンを買う。

おでんと一緒に食べるから、シャケとか昆布とか日本風なものがよかったのだ。
シーチキンや焼き肉とかでは違う。
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