この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
NEXT 【完結】
第13章 おでんデート

「おでんの他に食べたいものがあったらゆってね」
カウンターの上には、色々なお惣菜が並んでいた。
どれも美味しそうだ。
「ちょっとお手洗い」
稜は席を立って奥にあるだろうトイレに向かった。
トイレから帰ると、カウンター越しに奥さんとリョウが何かを話して笑っている。
リョウと目が合う。またあの笑顔だ。
「おかえり」
「何を話してたの?」
「んー?可愛い彼女だねって言われて喜んでたの」
「へっ」
「はい、乾杯」
ウーロン茶が2つ来ていた。
ウーロン茶で乾杯をする。
稜は喉がカラカラだった。ウーロン茶なのにビールかというほどぐびぐび飲んだ。
半分ほど飲み干すとリョウの目線を感じて、視線を逸らす。
だって緊張で喉が渇いたんだもの。
「はいよっ」
おっちゃんがおでんの入ったお皿をカウンター越しに渡してきた。
大きな平たいお皿に沢山の具が並んでいた。
大根や卵といった定番の具の中で、見慣れない具が見える。
「え、これ何?」
「これがここの名物。キクラゲ」
「キクラゲ〜!?おでんに?」
黒くて手のひら大のキクラゲがでーんと広がっている。
「美味しいんだよ」
「はじめて食べるわ!!おでんのキクラゲ!!」
はじめて食べるキクラゲの味は、とても美味しかった。
キクラゲだけではなくて、どのおでんも美味しかった。
2人で同じお皿に乗った具を半分こして食べた。
あっという間に一皿食べ終わり、追加でまたちがう具と、カウンターのお惣菜で気になるものも食べた。
食べ物の話で盛り上がり、お酒も飲まないのに、お店に何時間もいた。
「あー、美味しかった」
閉店だという時間までいて、やっとお店を後にした。
また手をつないで歩く。
「そりゃよかった」
またあの笑顔。
そんな笑顔を向けられると、胸が苦しい。
「でも本当にご馳走になってよかったの?めっちゃいっぱい食べちゃったけど」
「食べ尽くすぐらいね」
「あはは。おっちゃんびっくりしてたよね」
「すごく安いんだ、あの店。儲けがあるのかってぐらい」
「そうなの?よく行くんだー」
「うん。また行こうね」
カウンターの上には、色々なお惣菜が並んでいた。
どれも美味しそうだ。
「ちょっとお手洗い」
稜は席を立って奥にあるだろうトイレに向かった。
トイレから帰ると、カウンター越しに奥さんとリョウが何かを話して笑っている。
リョウと目が合う。またあの笑顔だ。
「おかえり」
「何を話してたの?」
「んー?可愛い彼女だねって言われて喜んでたの」
「へっ」
「はい、乾杯」
ウーロン茶が2つ来ていた。
ウーロン茶で乾杯をする。
稜は喉がカラカラだった。ウーロン茶なのにビールかというほどぐびぐび飲んだ。
半分ほど飲み干すとリョウの目線を感じて、視線を逸らす。
だって緊張で喉が渇いたんだもの。
「はいよっ」
おっちゃんがおでんの入ったお皿をカウンター越しに渡してきた。
大きな平たいお皿に沢山の具が並んでいた。
大根や卵といった定番の具の中で、見慣れない具が見える。
「え、これ何?」
「これがここの名物。キクラゲ」
「キクラゲ〜!?おでんに?」
黒くて手のひら大のキクラゲがでーんと広がっている。
「美味しいんだよ」
「はじめて食べるわ!!おでんのキクラゲ!!」
はじめて食べるキクラゲの味は、とても美味しかった。
キクラゲだけではなくて、どのおでんも美味しかった。
2人で同じお皿に乗った具を半分こして食べた。
あっという間に一皿食べ終わり、追加でまたちがう具と、カウンターのお惣菜で気になるものも食べた。
食べ物の話で盛り上がり、お酒も飲まないのに、お店に何時間もいた。
「あー、美味しかった」
閉店だという時間までいて、やっとお店を後にした。
また手をつないで歩く。
「そりゃよかった」
またあの笑顔。
そんな笑顔を向けられると、胸が苦しい。
「でも本当にご馳走になってよかったの?めっちゃいっぱい食べちゃったけど」
「食べ尽くすぐらいね」
「あはは。おっちゃんびっくりしてたよね」
「すごく安いんだ、あの店。儲けがあるのかってぐらい」
「そうなの?よく行くんだー」
「うん。また行こうね」

