この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
NEXT 【完結】
第17章 名
「はあっ、んっ、んぁっ、ふぁっ」

リョウの腰が早さを増し躍動する。


先ほど指で知った稜の場所を執拗に突いてゆく。

稜の中のヒダが擦れて、蜜が溢れてとまらない。


「んんんっ!はんっ!ぁんっ!んんっ!」


艶かしく動く腰が、稜のナカを掻き乱す。

稜は体の横にあるリョウの腕にしがみつく様に掴まりながら、体をよじらせ喘ぐ。

その様子が益々リョウを煽ってゆく。


「んっんっんっぁんっんっ!!」


リョウが必死に打ち付けるその躍動に、体が引きちぎられそうになりながら稜が必死に悶える。

「んんんーーーーー!!!!イクっ、イちゃうっ!!!」


今まで、クリを弄ってしかイッたことないのに、今はリョウにイかされまくっている。

その事実がまた稜を煽る。

感じたことのない大きな波に押しつぶされそうで、体が浮遊する。

まだ味わっていたいのに、留まっていられない。


「...っ。いいよっ」

「も、もうっ!!あああっ!!!ガマンっ、出来ないっ!!」

「イって?」

稜を誘うようにリョウが腰を押し付けるようにして振る。



「....んあっ!!!....リョウ!!!!」


激しく痙攣をして稜が果てる。

リョウは、そんな稜に驚いて嬉しそうに抱き着く。

誘うような稜のナカの動きに、リョウは必死に耐えていた。


「...くっ!」


稜は全身で呼吸を繰り返す。

なんとか呼吸が戻ってきたときには、抱きすくめられ、またリョウになでられていた。


「んっ...」


「初めてだね...」


そう言って、リョウが優しく口づける。

何度か舌を交わし、深く絡ませていく。


「...んっ」

「はぁっ...。すげー嬉しい」


こんなに感じたことがなかった。それがリョウにも伝わったのだろうか。


「初めて、名前呼んでくれた...」


「...ん?」


「“リョウ”って、呼んだでしょ。さっき」


呼んだ、かもしれない。必死だったので覚えてない。



「初めてだったんだよ...」


「...うそ」


ふっ、とリョウが笑う。


「やっぱり気付いてなかったのか」


今まで一度も呼んだことがなかっただろうか。

記憶を辿る。


「じゃ、オシオキ、だね」


そう言って、リョウがにやりと笑った。
/1240ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ