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NEXT 【完結】
第17章 名
「!!!!」


そう言って、まだナカで存在感を放っていたそれを深く突き立てる。


「...んあっ!!!」


「...まだまだっ、これからっ、だよっ?」


「あっ、ぅんっ、んっ、はあっ、も、もうっ」


「名前、呼んでっ」


「...んっ、はっ、ぁっ」


「呼んでくれないと、やめないから」


「んんっ、あっ、んぅっ、...リ、リョウっ!リョウっっ!!」


「あはっ。よく、出来ましたっ」


そう言って、稜の腕を自分の首の辺りに誘導し、体を抱えたまま体を起こしてゆく。


起き上がったところで、また強く抱きしめ、そのまま下からゆっくり突き上げる。


「...ううっんっ」


この体勢はっ...。


稜が見た夢の中と同じ座位になっている。

夢に見た以上にエロティックに高ぶって、稜を揺らしてる。


稜は、リョウの頭を強く抱きしめる。

リョウが突き上げる振動がますます強くなり、稜を突き抜ける。

稜の声が抑えてはいるものの段々溢れ出している。


「んあっ!リョウ!」


「...可愛い。もっと呼んで?」


そう言って、突き上げる力はそのままに、稜の首や胸に舌が這う。


「んっ、はあんっ、んあっ、ぁんっ」


密着するリョウの肌が律動に合わせて、胸が押しつぶされるように触れ刺激が広がる。

「ううううっ...はっはっはっ、んっああっんっっ!!」

振動から来る快感に耐えきれず、体が少し離れる。

リョウの肩に手を掛けて、後ろに体重をかける。リョウの手は腰にあって、力強く引き寄せ打ち付ける。


「稜。稜。...ねぇ...こっち見て」


「!!!!」


夢の中のリョウと同じようなセリフを使われて、稜の心臓が飛び跳ねる。


「はっ...キツっ。くっ」


またリョウが腕に力を込めて抱きしめる。

畳み掛けるような律動が続く。


「はううううんっ!ダ、ダメっ!おかしっ、おかしく、なっちゃっ!!!」

「いいよ。はぁ...イって?」

そう言って、舌を出して稜のそれと音を立てて交わって離れる。


「んんんんんっ!!...んああああああっ!!!」
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