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NEXT 【完結】
第8章 千夏と貴之
2人はまた唇を近付ける。
視線を絡ませながら、軽く舌出して何度も絡ませる。
千夏が出した舌を、貴之が大きく吸い付いた。

じゅばっじゅばじゅるるる。

ひわいな音が鳴り響く。

そのまま貴之の舌が千夏の中に入り込み、掻き乱す。

「...んふっ」

「...俺の勝ち」

千夏は力尽きて、貴之の胸に体を埋めている。

「もう。やりすぎだから」

「キスぐらいは、俺に勝たせてよ」

「...早くコレが欲しい」

千夏が、ずっと当たっているソレをズボンの上から軽くなでる。

「...今すぐここで続き、する?」

「ダーメ。とりあえず、こっち、来て」

ずっと玄関から少し入った廊下兼台所に2人はいた。
千夏が貴之の手を取って、部屋のドアを開ける。

8帖のワンルームに、向かって左側の壁際ギリギリから中央にかけて、布団が敷いてある。
奥にベッドのようなものがあり、洋服など荷物がかけてあった。
そこかしこにキャンドルがついていて、部屋をゆらめいて照らしている。

「稜のベッドを借りるワケにいかないから、シーツとか全部持ってきたの」

「すごいエロいね」

「で、コレ。どれがいい?」

千夏が指したのは、ベッドの上のいくつかの服。

服と言えるのかわからないほど、生地が薄かったり、小さかったり。

千夏が用意したベビードールだ。

貴之は、ごくりと唾を飲み込んだ。

「ね?今日はどれがいい?最初だから、特別に選ばしてあげる」

手を恋人つなぎしたまま、貴之を見上げる。

「これなんか、オススメだよ。ここがね、リボンになってて。ほら、簡単にほどけちゃうの」

ピンクのキャミソールのようなそのスケスケのベビードールは、前がリボンのみでつながっていて、簡単にほどける。セットのパンティは、もちろん同じ素材で、肝心な部分が大きく穴があいている。

隣の白いやつは、フリルレースのみで作られたブラジャーで、セットのパンティもフリフリだが、お尻のところが深くえぐれていた。

その隣は黒いセットで、生地が薄い上にほとんどなく、やたらと紐がついていた。

「これはね。私一人では着れないかもなんだー」

その隣の一式は...。

「俺、コレがいい」

千夏がにっこり笑う。

「そう言うと思った。私はもうシャワー浴びてるから、貴之も浴びてきて?その間に着替えとく」

「ん。わかった」
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