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NEXT 【完結】
第8章 千夏と貴之

キメポーズに決め台詞まで完璧だ。
千夏が小さい頃、女の子達の間で絶大な人気を博していた、アニメのキャラクターである。
「やっべぇ。めっちゃソソられる」
貴之は、ぼーっと千夏のそのコスチューム姿に目を奪われて動けずにいる。
「ちょ!貴之、着てないじゃん」
「!だって、おまえ、コレなんだよ!?」
貴之が差し出したのは、黒いビキニパンツと、黒い蝶ネクタイ、白いカフスがふたつ、そして千夏の仮面と似た黒い仮面。
のみ。である。
「このキャラクターには、その衣装でしょ。ほんとはシルクハットが欲しかったんだけど」
「そんなの俺は知らないよ。これ、下着じゃん。しかも、Tバックだし」
「いいでしょ。すぐ脱ぐんだから」
「...そうだけど」
「あーあ、私は貴之の為に、着たのになー。貴之は着てくれないんだぁー」
「...わかったよ」
千夏には逆らえない。
「向こう向いてろよ」
「え。見てたい!けど、ワクワク感の為に見ないでおくか」
しぶしぶ貴之は、下着と蝶ネクタイ、カフス、そして仮面を付ける。
男性版バニーちゃんにでもなった気分だ。
「着れた?見ていい?」
「...どうぞ」
割れた腹筋に、均整の取れた体つき。
黒いビキニパンツは、生地が少しテカっていてカットだろうか貴之のモノをふっくら際立たせている。
目元の仮面が、貴之の目元口元をよりセクシーにみせている。
「きゃー!!イイっ!!」
「おしりに、食い込むんだけど」
際どいパンツを履いて、もじもじしてしまう。
「写真撮りたい。ダメ?」
「ダメに決まってる!」
食い気味に貴之が答える。
「えー。私のも撮っていいんだよ?」
「...無理」
「ちぇー。残念ー」
「...で、どうすんの」
「そこに寝て?月に代わって、オシオキするから」
千夏が小さい頃、女の子達の間で絶大な人気を博していた、アニメのキャラクターである。
「やっべぇ。めっちゃソソられる」
貴之は、ぼーっと千夏のそのコスチューム姿に目を奪われて動けずにいる。
「ちょ!貴之、着てないじゃん」
「!だって、おまえ、コレなんだよ!?」
貴之が差し出したのは、黒いビキニパンツと、黒い蝶ネクタイ、白いカフスがふたつ、そして千夏の仮面と似た黒い仮面。
のみ。である。
「このキャラクターには、その衣装でしょ。ほんとはシルクハットが欲しかったんだけど」
「そんなの俺は知らないよ。これ、下着じゃん。しかも、Tバックだし」
「いいでしょ。すぐ脱ぐんだから」
「...そうだけど」
「あーあ、私は貴之の為に、着たのになー。貴之は着てくれないんだぁー」
「...わかったよ」
千夏には逆らえない。
「向こう向いてろよ」
「え。見てたい!けど、ワクワク感の為に見ないでおくか」
しぶしぶ貴之は、下着と蝶ネクタイ、カフス、そして仮面を付ける。
男性版バニーちゃんにでもなった気分だ。
「着れた?見ていい?」
「...どうぞ」
割れた腹筋に、均整の取れた体つき。
黒いビキニパンツは、生地が少しテカっていてカットだろうか貴之のモノをふっくら際立たせている。
目元の仮面が、貴之の目元口元をよりセクシーにみせている。
「きゃー!!イイっ!!」
「おしりに、食い込むんだけど」
際どいパンツを履いて、もじもじしてしまう。
「写真撮りたい。ダメ?」
「ダメに決まってる!」
食い気味に貴之が答える。
「えー。私のも撮っていいんだよ?」
「...無理」
「ちぇー。残念ー」
「...で、どうすんの」
「そこに寝て?月に代わって、オシオキするから」

