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チョーカーの女の子たち
第1章 待ち合わせ

到着したところ、マンションなのに大きなガラス張りになってて、街が見下ろせた。気持ちあがった。窓に駆け寄ったら、
「きゃ!」「あらっ」
って、角から来たおばさんとぶつかりそうになった。
「ああ、すみません。ほーら、危ないから、走らないっ」
ルート先生が来てくれて、おばさんに頭下げて、ものすごい爽やかに、申し訳ありません、って表情をしてみせた。そのあと、ズルいくらい素敵な笑顔して見せてた。おばさんキラーなのかもって思ったら笑えて来た。
「ほほほ、いいのよ。ここ、眺めがいいものね? はしゃいじゃうわよねえ。あーら、可愛らしい。オシャレして」
おばさん、わたしを見ながら、首のところで指を動かした。わたしのハートのチョーカーのことだ。
「きゃ!」「あらっ」
って、角から来たおばさんとぶつかりそうになった。
「ああ、すみません。ほーら、危ないから、走らないっ」
ルート先生が来てくれて、おばさんに頭下げて、ものすごい爽やかに、申し訳ありません、って表情をしてみせた。そのあと、ズルいくらい素敵な笑顔して見せてた。おばさんキラーなのかもって思ったら笑えて来た。
「ほほほ、いいのよ。ここ、眺めがいいものね? はしゃいじゃうわよねえ。あーら、可愛らしい。オシャレして」
おばさん、わたしを見ながら、首のところで指を動かした。わたしのハートのチョーカーのことだ。

