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続わたしを診て
第3章 煩悶する夜
その頃、書斎で真面目に医療の文献を読んでいた春夜は、



今何となく自分のことを呼ばれたような気がした。



 いや、まさかな。



 彼女はもう眠っているはずだ。



 こんなことを考えるのも、



 おれがとうこさんに夢中だからなのかもな・・・



春夜は伸びをし、再び読み続けた。

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