この作品は18歳未満閲覧禁止です
続わたしを診て
第4章 熱い砂浜
「まずかったですか?」
春夜の問いに、瞳子は苦笑いする。
「とうこさんは偉いですね、
さあレモネードでお口直ししましょう」
瞳子はさらっとした液体を飲み干し、口内をさっぱりさせた。
春夜は、瞳子にいじわるしたことが急に可哀そうになり、
彼女を腕の中で抱きしめた。
疲れ切った瞳子も、春夜の胸にすっかり体を任せている。
ああ、彼女はとても可愛らしい!
おれは・・・きっとこの子のことが好きなんだろうな・・・。
春夜ははっきりと、瞳子への好意を感じた。