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続わたしを診て
第2章 二人だけのサナトリウム
出発の日、瞳子は春夜の運転する車に乗り、



彼の別荘を目指した。



春夜は助手席に座る瞳子の姿に狂喜したが、



別荘に着くまで自制しようと考えた。



二人きりの車内で



彼女の横顔はあまりにも可愛らしく、



思わず頬にキスしたくなったが、



春夜は踏みとどまった。



ドライブ中、二人はほとんど言葉を交わさなかった。



瞳子は緊張していたためで、


春夜は、欲望を抑えることに集中していたからだ。
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