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加虐の皇子と愛玩ドール
第6章 淫虐連鎖
「泉美の主人は、誰だったかしら」
「しほ、様、です……」
「塙岸さんの話に免じて、貴女が反省の態度を私に示せば、捨てないでいてあげる」
「有り難うございます……頑張りま…──ぅむっ」
しほの靴が、泉美の汗と涙と涎でいっぱいになった顔面を踏みつけた。
泉美の両手が、しほの足を大切そうに包み込んで、自ら顔をすりつける。
ややあって、所どころに擦り傷の出来た顔が離れていった。そして、泉美の薄い唇からとろりとした舌が伸びて、しほのパンプスの底を舐め始める。
「有り難うございます……しほ様……淫奔で貪欲で、いやらしいことしか考えられない、頭の悪い、身体以外に何の取り柄もないペットを捨てないでいて下さって、有り難うございます……」
「仰向けになりなさい」
「…──あっ、ああっあ……ああ」
泉美の、しほに従った体勢をとった肉体が、ひくひく顫える。
つんっ、と、乳首が上を向いた形の良い乳房に、パンプスの先が食い込んで、ぐりぐりなぶられだしたのだ。
「あっ、あんっ、気持ちぃぃ……しほ様ぁっ、踏んで下さって有り難うございますぅ……あんっ、ああっ……」
「尻」
「あっ、はぁっ、……」
「私に尻を突き出して、泉美のして欲しいことを言ってみなさい」
「はい、しほ様」
泉美が四つん這いになって、主人に向けて尻を突き出す。それから片腕で、悶える身体をぎりぎりのところで支えながら、もう片方の腕を伸ばして、自ら尻の割れ目を開く。
「しほ様専用の泉美の穴を、しほ様でいっぱいにして下さい。……」
臀部の穴は、全開だ。
みおりは、もはや営業の手伝いどころではない。久しく単純な欲望に飲み込まれそうになっていた。不本意だ。
「…………」
しほの冷酷な眼差しが、傍観席の小菜子に向いた。
「ですって。……私は後ろで楽しむから、小菜子は口なり膣なり、他の穴を使いなさいよ」
しほの懐からローションと低温蝋燭が出てきた。しかも、かなりの太さだ。
「ぁっ……」
泉美の臀部が、みるみるローションまみれになった。白桃がキャンドルホルダーになって、唇が、小菜子のスカートに覆われていた粘膜をよがらせる道具になるまでに、さして時間はかからなかった。