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加虐の皇子と愛玩ドール
第6章 淫虐連鎖
「ゃあ……あんっ、あっやめ……あああ!!!」
「さっきは、随分お行儀悪かったじゃん。挙げ句にご主人様に犯されるのも待たないで、一人でイって……どういうこと?」
「ゃっ、だてっ、私、こっ、ここ……弱……」
「ここのこと?」
「あああああ!!!っ、はぁっ、あんっ、……」
「これじゃ折檻にならないな」
「はぁっ、はぁ……ん、ぅぅ」
みおりはほづみの陰核をいじり回した指を上げると、扇情的な匂いをまとったそれを口に含んだ。
チェストから小さなクリップを取り上げて、縄目から飛び出た乳房の先端、乳輪を囲って、それらを装着していく。
「痛!!あっひぅ痛いっ、です……あっ、んぅぅ……」
「そっか」
「ああっ」
ほづみの身体が水揚げされた魚よろしく仰け反った。針金がぴぃんと張って、あああああっ、と、狂わんばかりの悲鳴が上がる。
みおりはほづみの左右の乳輪をクリップで飾り終えると、乳房全体をやんわり掴んで、鎖骨をちゅっと吸い上げた。そうして汗ばんだ皮膚に薄紅の斑点を刻んでゆきながら、乳房に絶え間ない刺戟をいざなう。
「ぁんっ、あああっ、痛い……痛いですぅっ、あんっ……」
「最高な声、出てるよ。ほづみ。……痛いじゃなくて、イイ、だろ?」
「ぅっ、ふっ……ぅぅ……あんっ、ああっ」
みおりは視線を上方へ遣って、ほづみの苦悶に歪む双眸を覗く。
うっすら涙の膜を帯びた黒曜石に、快楽を伴う欲望から来るものにも似通う光が現れていた。
ぺちゃっ、と、泉に小石が滑ったような音がした。
みおりがほづみの蜜壺に指を押し当てたのだ。
くちゅ、ちゃぷっ、と、みおりの指と、ほづみの洪水になった肉壺が、分泌液をシェイクする。
「あっ、ぁあああ……あんっ、あっ……」
「はしたない愛玩ドールだ。縛られて、クリトリスをいじられっぱなしにされて、ここ、さっきよりすごくなってる」
みおりはクリップの花びらの間を縫って、ぷっくり脹れた乳首を舌先でつつく。それからほづみの心臓に近い方のそれを口に含んで、唾液を塗りつけながら、柔らかな丸みを愛撫し出す。
「ああっ……やだぁ……あんっ気持ちぃっ、あっあっ、あんっ、イイですっ……やあああっ……」
みおりはほづみのほぐれきった膣口に、指をすっと挿入する。
中指に続けて人差し指、薬指は、付け根まで容易く収まった。