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加虐の皇子と愛玩ドール
第7章 耽溺被虐
「っ、……これ以上は、ぁんっ……見えます……」
「見えっこないさ。この席、死角」
「ダメっ、です……お姉ちゃんが、あぁぁっ、来ます……あっ、……」
「で、下は?ほづみはドロワもストッキングも持ってるお上品なロリィタだから、パンティくらい履いてるとこ見せてみなよ」
「…………」
「さ、この手でまくってごらん?」
ほづみの聴覚にふっと息を吹きかけて、柔らかなマシュマロの中にちょこんとある耳珠を、舌先でつつく。
ほづみ、と、その片手首を握って甘く低く囁くと、みおりの手から、レースにくるまれたそれがすり抜けていった。
「…………」
かさ、と、フリルスカートとパニエのこすれ合う音が立つ。
ほづみの顔がうつ向いて、その手が下半身を覆っていたものをまくり上げると、茹でた苺色の割れ目が現れた。
「……みおりさん、と、会う時は……」
「会う時は、何?」
みおりはほづみのもぞもぞこすれ合う内股を開かせて、脚の付け根の骨をなぞる。
ひゃっ、と、ほづみの臀部が小さく跳ねた。蜜壺の左右に通ったそこは、ほんの少し湿り気があって、指先が僅かに引っかかる。
「こういうことを期待して、下着をつけようっていう気がしない?」
柔らかな襞の泉に指の腹を沈めると、既に呼び水を注ぎ込んだ具合になっていた。
「ぁっ、はん……ぅっ……うぅぅ……」
みおりの袖に、ほづみの片手が伸びてきた。顫える指先に、ぎゅっと、力がこもる。
「そぅ……ですよぉ……私は、みおりさんの愛玩ドール……もうじき会えると思っただけで、いやらしい想像で頭も身体もいっぱいになる……見ていただきたくて、触っていただきたくて、……濡れ、ちゃいます……」
ほづみのじゅくじゅくになった淫靡な果実が、物欲しげに息をしていた。
みおりは膣口から指を外すと、また、肉厚の花弁をなぞり出す。
「……私に会うだけで発情するんだ?」
「ぁっ、はぁ、……」
「淫乱なやつ」
「ああっ……」
「そんなに簡単によがらせないよ。言わなかった?奴隷がご主人様をおかずにするなんて、生意気だって」
「ぅっ、はぁ……だっ、てぇ……」
みおりはバッグからバイブレーターを取り出した。
ほづみの肩が強ばるより一寸前に、その先端を小さな口許に持ってゆく。