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加虐の皇子と愛玩ドール
第1章 公開遊戯
「……六回」
ほづみは、目を細めて肩で息をしていた。
みおりはその足許に腰を下ろす。そしてクリキャップの振動レベルを最小に切り替えて、人間の拳より一周りは大きかろうボールを二つ連ねた形のディルドを、泉に押し込んでいく。
「あっ……あっああん、あっあっ、あぁあああ……!!」
「良い声だ。ほづみのお口、大きいね?」
「や、やぁん、いや、もういや……」
「良いの?」
「良い……ぃ……はんっ、あっ……いっぱぃで、っ……そこ、あっ、動かさ、ないで……ああっ……」
「腰を振りな?」
「あっあっあぁあん!!はぁぁ……」
ほづみが淫らに腰を動かすのに合わせて、ディルドを突いて引いてを繰り返す。
みおりは、クリキャップのバイブを強めた。
「あっ!!ぁああっ」
「最高だ、ほづみ」
「あっあっ……ああっ……」
「快楽に苦しむ君の顔。どきどきするよ……」
「やぁっ、みおりさん……私もう本当に……!!」
七回、だ。
ほづみの身体が、また、ぴくぴく震えて力をなくした。
濡れた唇から涎がこぼれるのも構わないで、震えた目蓋が閉じたきり、動かない。
唾液と汗の滲んだ真っ白な胸だけ、荒く上下していた。