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加虐の皇子と愛玩ドール
第10章 淫楽引照


「いやらしい目。……お姉ちゃん達に見られながら、そんなに犯して欲しかったの?」

「違います!……くっ、くすぐったい、んで……ぁあんっ、……っ」

「ふぅん。くすぐったいとそんな声が出るの。じゃ、助けてあげるわ」

「っ!!……」

 唯子の指先がほづみのパンティの一点を押さえた。


 くりくり…………


 ほづみの恥丘と割れ目の境界を、唯子の人差指が集中的にこねくる。


「やぁぁっ、あんっ……やっですっ……あっ、あっ、はぁ!……」


 ほづみの腰がくねくね動く。
 両脚を押さえつける実姉と笙の腕に力がこもる。


「何がいやなの?痛い方が好きみたいだから、折角強くしてあげてるのに……」

「あぃぃっっ……!!」

「あら、このこりこりしたとこ、ほづみちゃんやけに反応するわね。指もちょっと火照ってきたし。様子を見てみましょうか」


 唯子は二人の協力を仰ぎ、ほづみから下着を除いた。

 見るからに火照ったブラジャーと、不自然に濃淡のついたパンティ。

 唯子はパンティの方をほづみの目の真ん前に上げ、唇を歪めた。


「ここだけ色が濃くなってるわ」

「汗、です……」

「本当?匂いで確かめてご覧なさいよ」

「んふっ」

 唯子がほづみにまるめたパンティをすりつけた。

 どうなの、と、これみよがしに濡れたところを鼻腔にあてがい、唯子はほづみの乳輪をなぞり豆粒をつつく。


「んんっ」


 唯子は、最後にパンティをほづみの口に突っ込んだ。


 …──嘘ばかりつく口なんて、塞いでおけば良いのよ。
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