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加虐の皇子と愛玩ドール
第10章 淫楽引照
「ん、んっ……」
ずぶっ、ずぶぶ…………
恍惚とした顔の女体に、ディルドは難なく収まった。
唯子が振動スイッチを最強度にする。
「ああああああっ……!あっ、ああああっっ……」
菓子の生地でも仕込む手つきで、唯子はほづみをかき回す。
振動音とほづみの悲鳴、濡れた水音がフロアを濡らし、耳を澄ませば半個室からも、機械音こそ聞こえなきにせよ、しめやかな嬌音がこぼれていた。
ほづみはそれから笙になぶられ、半個室から戻ってきた同世代のカップルに遊ばれ、再び唯子に抱かれた後、無秩序に回された。
やがて智花が眠気を訴え出した。相手をなくしたゆかもほづみの実験に混じった。
みおりがほづみに折檻すべき回数は、営業時間も残すところ一時間半となった時点で計三十回を超えていた。
智花に続いてほづみも疲弊を訴え出した。
雅音が洗面器に水を汲み、ほづみの前に据え置いた。
「水……?」
「一度やってみたかったのよ。……ほづみ?眠くなったら顔を突っ込んで覚ませば良いわ」
「やっあっ……ああっ…………いやぁっ……!あんっあんっ!」
ゆかがほづみの性器をディルドで押し広げながら、アヌスを歯ブラシの持ち手でいたぶっていた手を休め、臀部を打った。
「躾けのなってない雌ねぇっ、お姉ちゃんに有り難う、でしょ?!」
「あっ、有り難うございます……あああっ」
バシィィィッッ…………
「もっと下手(したて)に!!」
「あああっ…………」
ピシュピシュッッ…………
無色透明の液体が、ディルドが上下するはずみに噴き出した。
ほづみの身体が一瞬仰け反り、糸の切れたマリオネットのように力尽きる。