この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
加虐の皇子と愛玩ドール
第10章 淫楽引照
「ああぁぁ……」
「どうせここまで来る途中、いやらしい想像でもいていたんでしょ」
ゆかがビール缶を傾けながら、ほづみを揶揄した。
「ほづみは筋金入りの変態だから。人間に生まれたことが間違ってたっていうの?……お望み通り、私達が奴隷として受け入れてあげるから、正直に仰い」
「……そっ、です……はぁっ、お姉様っ達に……───裸やヴァギナを見ていただいて、……みおりさんに、触っていただけるっと……ぁんっ、思うと……あああっっ……」
ずちゅ…………
みおりはほづみの割れ目の窪みをひと思いに貫いた。
中指にまとわる襞の壁をかき乱し、潤みを広げる。
「あんっ、あぁんっ!」
「良いの?」
「イッ……ですっ……あっ……」
ぐちゅっ……ずぶぶ…………
人差し指、薬指を増やし、抜き差しする。
ほづみの肉厚の食虫花は、空腹の愛玩動物よろしく異物に食いつきよだれを流す。
「あああっ……!!気持ちぃ……そこっ……あぁぁんっ……そこぉっ……ダメです……あああっ」
ずるっ…………
みおりは指を引き抜くと、ほづみの乳房を鷲掴みにした。
たぷん、たぷん、と、濃艶な花蜜を塗りつけてゆく。
「あぁぁ……あっあっ!……」
「見られてんの、分かってる?」
「はぁっ、はぁ……」
「ほづみって何されてても尻尾振るよな。全裸晒して、ここまで濡らすなんてまともな人間じゃ無理だ。…………何、その顔」
「気持ち……良くてぇ……ああっ」
乳首にぶら下がっていた重石を引っ張り、みおりはほづみをやおら離した。
二つの振り子が白い果実を揺らしながら、縄に巻かれた女体にまとわりついては宙を舞い、宙を舞ってはまとわりつくを繰り返す。
「はぁぁぁっ……はぁっ……」
ふと、レジャーシートが視界に触れた。
客の数が増えている。雅音の声に耳を済ますと、ストリップショーから流れてきた観客であることが分かった。