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加虐の皇子と愛玩ドール
第11章 一対勾引
「はぁっ、あんっ、……」
三日前、ゆかの足蹴によがっていた顔。
深夜に喘いで夜明けに逆上していたサディストに、匹儔するくらいは気位の高い──…みおりのドールはまだ平静だ。
身体を起こし、みおりはほづみの恥丘を撫でる片手間、まるい乳首を強くつねった。
「ああんっ」
「ほづみ硬い。脱いだ時より尖ってるよ」
指と指とをすり合わせ、みおりは挟んだほづみの乳首をぐいと真上に持ち上げた。
無理矢理伸ばした肉の盛り上がりを、たぷんと離す。
ベルトの間に乳房が戻っていったところで、みおりはほづみの割れ目を覗いた。
くちゅ……ぴちゃ…………
少し触れただけで独特の音が部屋に響く。
吊り上がった両脚は、性器が露出するまで開いている。だのにそこは空気に触れても乾くどころか、潤みを増してゆくばかりのようだ。
「あっ……あああ……やんっ、やぁぁ……」
「やなわけないだろ?……」
みおりはほづみの肉襞の中心をなぞり、透明な粘液を吐き出す窪みに指の第一関節を沈めては抜き、抜いては沈めてを繰り返す。内股を唇であそび、より水音が大きく立つよう指を動かす。
「やんっ、あんっ、あん……ひゃっ?!」
にわかにほづみの身体が強張った。みおりが掬い取った愛液を、陰核に塗りつけた直後のことだ。
てら、てら、と、みおりは臀部に流れ落ちかける体液を掬い上げては、神経の集った蕾を沈めてゆく。