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加虐の皇子と愛玩ドール
第11章 一対勾引
みおりは花叶が下半身を預けていた木材を外し、ほづみに後方へ回らせた。
花叶の上体にハーネスをつけ、ほづみに首輪をつけると、再び二人を鎖で繋いだ。
「ほづみ。花叶ちゃんのお尻、開けるだけ開け」
「ああっ!……」
「舌で濡らしながら舐めるんだ」
「……やっ、あん!」
ほづみがみおりの指示通り、花叶の臀部を力任せに押し開き、アヌスの周りをしゃぶりにかかった。
みおりは花叶の膝を撫で、恥丘を啄み、内股を撫でながら陰核を舌で刺戟する。
「やぁぁぁ……やだぁ……あんっ、やだぁ!立てない……もぉ立てません!!…──っ、あっああああぁぁぁぁんっっ」
がくがくがくっ、と、花叶の身体が崩れかけた。
ほづみが臀部から花叶を受けとめた。
みおりは花叶の片脚を関節から木材に吊るし、水浸しの潤みに指を進める。
「するっと入った。別れた男、君のここをこんなに伸ばしちゃうほど大きかったの?」
「分かり、ませ──…あああっ」
「涼しい顔はさせないよ。大食いな雌は君だけじゃない」
「あっ!!やっ、ああ、あぁぁん!あっあっ……」
じゅくじゅくに濡れた陰核を親指で弾きながら、花叶の脚と脚の間に続く襞の壁を三本の指で同時にしごく。
突いては抜いて、抜いては突いてを繰り返し、みおりは指の腹の深浅をランダムにして肉をこする。
じゅるっ……じゅる……てろっ…………
ほづみが太ももを伝う愛液を掬い、アヌスに塗りつけていた。
情欲だけが、花叶と同じくらいには火照った目をしたドールを蹂躙していた。
「ひぃぃぁぁぁっ……あっ、ダメ……先輩っ!漏らす……ほんとに漏らします!!……あああああっっ!!…………」
ピシュっ……ピシュッ…………
熱い肉叢が強張るや、赤い消化器官から無色透明のしずくが散った。
焦点の定まらない目──…ひくひくと絶頂の余波にとりこまれた肢体は、みおりとほづみとロープが支えてようやっとくずおれないでおけるまで脱力している。
「ほづみ」
「はい」
みおりはほづみの後方に回り、首輪についた鎖を外して引っ張った。
「花叶ちゃんのお漏らし、舌で掃除」
「はい、みおりさん」
ほづみが花叶の足許に跪く。コの字型の会議の席に、穴という穴を見せびらかし、濡れた地べたに舌を伸ばした。