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加虐の皇子と愛玩ドール
第2章 暴虐願望

「ああっ……」

「良いの?……ここは?」

 みおりは志代果の陰核を探り当てて、薄い肉をくるんだ皮から小さな蕾を押し出した。そして、愛液を塗りつけながらこすり始める。

「やぁっ、そんな、こと……あっ……そこ、あんっ……」

「良いんだね。次は、注射針を使ってあげる」

「あん、いやっ……怖い……」

「指も入れない内から腰を振り乱してるメスに、いやだとか言う権利はないよ」

 みおりは志代果に囁いて、陰核を覆っていた肉襞に、ピンク色の液体を注ぐ。

「ひぎゃぁあああっ、あっああぁああっ……!!あっ、あああっ……」

 みおりは、ぴくぴく顫える太ももを吸い上げて、赤い印を刻んでいく。

 それから、志代果の神経の集った敏感な豆粒に注射針を飾って、身を起こした。

「あっ、うっ……ああっ……」

「二回目。あと一回で取引成立するけど、今の気分は?」

「はぁっ、ん……みおりさ、まの、ペットに……あっ、なりたい……あん、……」

 みおりは志代の洪水を起こしている蜜壺に、薬指を侵入させる。貪欲な女の膣内は、指という異物を動かさなくても吸いついて、受け入れてくる。

「悪いけど、飼うのは募集を締め切った。永遠にね」

「彼女が、いる、の……?んっ、はぁっ」

「飼うのはって言ったじゃん」

 みおりは腕時計をちらと見る。

 ここにいられる時間が迫っていた。

 みおりは志代を焦らすことを断念して、さっさと三度目のエクスタシーへの道を拓いた。
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