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加虐の皇子と愛玩ドール
第3章 人形実験
みおりは、寝台の下から段ボールを引っ張り出す。そして、中からシフォン生地のベビードールを拾い上げた。
「まずこれ。さ、急いで」
「急ぐわけないじゃないですか!」
「相変わらず生意気な人形だ」
「っ、……」
「ここは地下二階。そして列席者数はおよそ五十人。まず叫んでも誰も来ないし逃げられない。ほづみがその気になれないなら、まずほづみが、そちらのお姉さん達一人一人の玩具になっても良いんだよ?」
「だからって、私、もう、あんな……ひゃ、ぁっ、みおりさん……っ」
みおりはほづみのジャンパースカートをまくり上げて、ドロワーズを引きずり下ろす。滑らかな肌に張りついていたストッキングを引っ張り破いて、パンティの中に指をねじ込む。
「ああっ、ちょっ……」
「この濡れ濡れなのは何?私の指、ほづみの涎垂らしている出入り口に食われかけてる」
「ゃ、あぁ……んっ、……はぁ、あぁぁっ……」
「ほら、さっさと自覚して脱げよ。ほづみは、見られてよがる露出狂のマゾだろう?」
「はぁっ、はぁ……みおりさんの……意地悪……」
ほづみの右手が脇のファスナーに伸びていく。
つーっと、金具がはだけていく音が続いて、細い指先が、今度はブラウスのボタンに向かった。
みおりはほづみから身を離して、彼女を起こしてギャラリーに向ける。
「さぁ、ほづみ。君の物欲しげな身体をお姉さん達に見ていただきながら、着替えるんだ」
「はい、私の身体を……ご覧になっていただきます……」